書名 スタートライン―始まりをめぐる19の物語
著者 小川 糸 、万城目 学
発行社 幻冬舎
発行年 2010年4月10日
頁数 220頁
価格 495円+税
彼の浮気に気づいた花嫁、急に大人になった少女、別れ話をされた女、妻を置いて旅に出た男。
何かが終わっても「始まり」は再びやってくる。「
変わりたい」「やり直したい」と思った瞬間、それがあなたのスタートライン。恋の予感、家族の再生、衝撃の出会い、人生の再出発。
日常に訪れる小さな“始まり”の場面を掬った、希望に溢れる掌編集。
・同じころに生まれて、同じくらいの年月を経てきたのに
人間は、こうも違ってしまう。
重ねて来たものが、二人をかけ離れたところに運んでしまった。
・「何でも始めるのは、気安いもんやなぁ。
そやけど、何か終わりにするのは、ほんま難しいなぁ」