「大学ラグビー考」

関東大学ラグビーリーグ戦大東大を中心に、気の向くまま書いて見ます。ときには陸上にもふれます。H.Nakamoto

33得点の意味

2016-01-05 11:18:30 | 大学ラグビー

速いディフェンスの成果、来季につなげて

 

来季につながる33点を奪った準決勝対帝京大戦、3日箱根駅伝が終わった後、口直しの意味もあって、2日の大東ラグビーの録画を見直しました。

試合の前は、何とか勝って欲しい、そう願っていたのですが、実際にピッチに現れたあの帝京大選手一人一人の体の大きさ、身体能力を見せつけられてしまうと、「ケガしないでくれ」と、ただただ祈るだけでした。

久しぶりに正月越えで、大東大ラグビーファンを魅了してくれたモスグリーンのジャージー姿の選手たち、そしておよそ2万人に近い数の観客を前に精魂込めたプレーの数々、その息づかいが画面を通して伝わってくるようでした。

33-68とダブルスコアだったのですが、後半の39分半に、No.8アマト・ファカタヴァの帝京の11番トライゲッター竹山晃暉の追走をものともせず中央にトライし、クルーガーのコンバージョンもきれいな放物線を描いて終わったこともあって、負けた悔しさが吹き飛んだ一瞬でした。その所為もあってか15人のモスグリーンの戦士たちには暗い表情はありませんでした。

大東大が挙げた33得点は、7連覇を目指す帝京大にはファイナルで戦う東海大を思えば、決して軽い痛手ではない筈です。大東大の33得点は、来季の成長につながって欲しいと願っています。まだ、大学は冬の休暇中ですから選手たちの中には両親の待つ実家に帰省したり、留学生たちは、もしかするとクルーガー・ラトゥの群馬の実家で過ごしているかも知れませんね。

 一昔前のことになりますが、マナコ、マウ、ルアなどは拙宅で正月を送ることがありました。定年後は、その機会もなくなりました。もう10年以上も経ちます。彼らは、お雑煮の餅はダメでしたね。里芋や八頭(いも)、長いもの煮物は好物でした。彼らは大きいですかね。家内は寝具に苦労したようです。もう昔のことです。