「大学ラグビー考」

関東大学ラグビーリーグ戦大東大を中心に、気の向くまま書いて見ます。ときには陸上にもふれます。H.Nakamoto

頑張った大東大

2016-01-02 18:31:27 | 世界のラグビー

頑張った大東大、5トライ33点は見事!!

 

結果は33-68でしたが、連覇を始めてからの帝京から5トライ奪ったのは、今日の大東大が初めてかも知れませんね。今季の明大も帝京といい試合をしましたが4トライでした。

 ところで今日の帝京は、もの凄い血相で大東大に襲いかかって来た感じでした。それはもはやスポーツの域を超えて戦いを挑むような恐ろしい印象さえ受けました。大東大に対する危機意識が相当強かったのだと思います。それは前半の25分くらいまでに、何と帝京の反則が5、大東大が1だったと思います。とにかく、何が何でも大東大を叩きのめす、そんな印象を受けました。

 むしろチャレンジャーである筈の大東大の方が実に冷静に受けていた感じでした。それが、結果としては、リーグ戦4位の大東大に、7連覇を目指す王者帝京が33点を奪われることになったのだと思います。

 確かに、さすが王者です。帝京は強かったです。しかし、大東大ラグビーには学生ラグビーらしさが見えていました。大東大は学生としていい試合をしたと思います。

 本当に、選手権に入ってから、見違えるようなラグビーを見せてくれました。大東ラグビーファン誰もが喜んでいると思います。16年ぶり4強として、誇れる活躍を見せてくれた選手の皆さんに心から拍手を送りたいと思います。

 お疲れさまでした。

 


いよいよ4強激突

2016-01-01 17:38:03 | 大学ラグビー

いよいよ明日、16季ぶりの準決勝楽しみ!!

 ラグビー・ジャーナリストとして先のW杯でも現地からジャパンの試合の解説などで活躍されていた村上晃一さんが、今行われている大学ラグビー選手権大会にもいろいろコメントされています。ウェブの記事で知ったのですが、プールCを勝ち抜いた大東大について次のようなコメントをされていますので、引用させてもらいます。

 「大東文化大は、『死のプール』と言われたプールCを勝ち上がってきた。第3戦の同志社大戦は、終盤に10点をリードされる苦しい展開になったが、WTBラトゥ クルーガーが2トライ、2ゴールを決めて逆転勝ちを収めた。U20日本代表のSH小山大輝の状況判断もよく、NO8アマト・ファカタヴァ、セブンズ日本代表の経験もあるLO長谷川崚太はサイズに加えて走力もあり、帝京大のディフェンスにとって脅威になる選手は多い。6連覇の王者といえども、簡単に勝てる相手ではない。

 スクラム、ラインアウトといったセットプレーで大東文化が健闘すれば、観客を大いにわかせる試合になるだろう」と、言われています。

 明日に迫ったベスト4の激突、天気も良さそうですし、2時10分キックオフ、セカンド・ステージ第1戦の法大戦に66-7、第2戦の関西大に87-22、そして第3戦ではリーグ戦3位の中大を105-0と下し、大学選手権7連覇を目指す王者帝京大に、16季ぶりに4強入りを果たした大東大が挑戦者としてどこまでやれるか、本当に楽しみです。