ピンと来た人はかなり鋭いです。
その心は『検証』です。
検証の有無こそが、科学(理系)理論とそれ以外の理屈(嘘、妄想、狂言など)を区別する唯一の違いです。
今回、小保方論文に疑問が提起されたのも、検証可能な理論だったからです。 検証自体に反対することは、嘘、妄想の類と、真実を追及する科学理論を同列にあつかうおバカさんの思考です。
ところが、河野談話の検証に反対している日本人が結構多いからびっくりです。 韓国が反対するのはわかりますが、彼らは本当に日本人ですかね。
ある女性代議士は、『彼女たちがとても嘘を言っているとは思えない』と反対していますが、同じ理屈で小保方さんを擁護できますかね。 世界中の笑いものになるだけです。 ところが、慰安婦問題ではこんな程度の低い理屈がまかり通っているからあきれてしまいます。
私は、科学的真実と政治的善悪を同列に論じるつもりはありません。 仮に、彼女たちのが嘘・妄言だったとしても(個人的には嘘だと思います)、政治判断として河野談話を見直さない、ということもあるでしょう。
現在アメリカは民主党の大統領です。 見直しには反対する可能性が高いからです。 しかし、検証自体には反対していないようです。 さすがに、欧米人は情緒と論理の区別はシビアです。 だから、堂々と検証を進めればいいのです。 本当に日本人はいつもこれらを一緒にして、自分の首を絞めます。
今日も読了ありがとうございました。 おやすみなさい。
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