上図は去年11月1日から今年1月末まで三か月間の日本国債10年物利回りと日経平均終値をグラフ化したものです(日経平均は1万倍)。 去年いっぱいはどちらも上昇し、今年は両方とも下落しているのがわかります(グラフの間が大きすぎて申し訳ありません)。『予想通り、金利と株価が一致してきた!』
最近の政権の言動を見ていると、株価を上げるという意味でのアベノミクスはどうも腰砕け、『株はもうこの辺で打ち止 . . . 本文を読む
来ましたね。 東京株、6年ぶり1万6000円回復 海外株高や円安で上昇 ちょっと小さいけど。 多くのエコノミストが、『今年の上げ相場は終わった』と10月頃言っていたから、ましな方だとご容赦ください。
とりあえず、5月に抜けなかった1万6千円の壁を突破したことで、残り4半期(1月から3月)1万8千円も射程に入ってきた。
一番大きな要因はやはり円安。 104円を超えてから一気に上昇し . . . 本文を読む
祝『2020年東京オ・パリンピック開催』!
よかった、よかった。 非常に大きなハードルを越えた。 もう一度山は来る。 オリンピック開催決定で株価が下がった事例はない。 あとは消費増税だけだが、こちらは相当やばそう。 官報メディアが総力を挙げて、増税の洗脳報道をやっている。
先日、都内で開かれた海外投資家のシンポジウムをNHKでやっていた。 『予定通りの税率アップが望ましい』とコメントする外人た . . . 本文を読む
『 リフレ、債務者(社)への死刑宣告(その3)! 』などで予想したように、金利と株価が連動し始めた。
上図は今年一月から昨日までの日本国債の金利と日経平均のグラフである(金利は1万倍している)。 5月4日までは完全な逆向き(負の相関)だったが、以降、向きがそろいだし、7月からは完全な正の相関になった。
経済の専門家たちは、あまりにも細かい知識を覚えすぎているから、大局を予想できない。 社 . . . 本文を読む
<日本株>円高、消費増税慎重論…上昇に息切れ感
毎日新聞によると、『 消費増税慎重論が株価上昇の足をひっぱり 』、さらに、『 FRBの金融緩和縮小論が円高を誘引している 』そうだ。 アホちゃうか。 なんでこんなデタラメを堂々と載せられるかね。 財務省あたりの大本営情報をそのまま使っているのだろうけど、本当にあきれを通り越して笑うしかないね。 ライブドア事件の時も、『 ライブドア社、 . . . 本文を読む
自民大勝後、日経平均は結構な押し目がついている。 7月23日、14,800円あった株価は下落の一途。 今日は13,600円まで下げた。
最大の原因は、消費増税期待による円高である。 選挙前は慎重だった閣僚たちも、勝ったとたん、『 増税容認発言 』を繰り返すようになった。 官報メディアも増税を既定路線のように報道している。 すると、100円を超えていた為替レートは96円まで上げ、一方、国債の長期金 . . . 本文を読む
日経平均はいい感じですね。 今日は430円下げ。
『 下落しているのにバカじゃないか 』と声が飛んできそうだが、それは相場が分かっていない素人。
6月中旬から始まった再騰は急すぎた。 『 山高ければ、谷深し 』。 あのまま行けば今月中に16,000円を突破したかもしれないが、ちょっとしたショックで暴落する危険があった。
長期的上昇には、まずエネルギーをため込まなければいけない。 8月中頃まで . . . 本文を読む
なかなかどうして。 やはり、欧米の指導者はずるいね。 昨日のバーナンキFRB議長、『 QEの縮小終了はこれからの景気次第 』だそうだ。 実質的な見送りだが、これで、ダウ平均は次々に史上最高値を更新していくだろう。 FRBが金融緩和縮小を見送った以上、『 メリットとデメリット 』を議論してもしょうがない。 しょせん今の株式相場は当局とヘッジファンドら機関投資家とのだまし合いだから、手の内を見せる方が . . . 本文を読む
昨日、100ドル上げたNYダウの追い風を受けて、日経平均は200円超で始まった。 ところが、日本時間10時過ぎ、中国市場が連日の大幅下げで始まると引きずられ、結局、昨日より135円安い12,830円で引けた。
QE(量的緩和)終了は、日本にとってはメリット・デメリット双方あるが、中国などドルに自国通貨を連動させている国々には、デメリットが圧倒的に大きい。 なぜなら、円安になる日本とは逆に、ドル高 . . . 本文を読む
先週20日、FRBのバーナンキ議長が量的緩和の終了予定を打ち出してから、世界の金融市場が忙しい。
初日200ドル程度しか下げなかったダウ平均は次の日350ドルも下げ、そうかと思えば、その次の日40ドル上げ、今日は139ドル下げた。 日経平均も同じように下げたり上がったりのアップ・ダウンだ。
ただし、中長期的にダウ平均は下落していく。 一方、確実に上昇するのがドル(つまりドル高)とアメリカ国 . . . 本文を読む
山が来るには、安倍長期政権が絶対条件である。
麻生太郎副総理が講演の中で、国の借金について、『 日本は自国通貨で国債を発行している。(お札=日銀券を)刷って返せばいい。簡単だろ 』と述べ、聴衆を驚かせたようだ『http://news.livedoor.com/article/detail/7775504/』。 『 やりすぎは金利の上昇を招く 』と締めくくったようだが、現閣僚が国債の直接償却に言及 . . . 本文を読む
『 脱・円高デフレ 』で世界中のお金の流れが変わった。 いろいろ後付の解釈がされているが、これが答えである(私は前付でした『リフレ、債務者(社)への死刑宣告(その1)!』)。
『 円安で輸出産業が儲かり、株価が上昇する 』。 一般的によく言われるが、実はもっと重要なことを忘れている。
『 円安は日本の株価を相対的に安くする 』。
海外からの観光客が増加するのと、同じ理屈である。 外国人 . . . 本文を読む
とにかく凄い暴落だ。 しかし、もう一度だけ山は来る。
昨日、知り合いの自民党の国会議員秘書二人(衆議院と参議院)とお会いしたが、やはり、相当強い危機感を持っていた。 選挙まではアベノミクスの神通力を維持したい、そればかりだった。
実は、『 安倍首相にとって参院選は鬼門 』というのが、関係者の間では評判な噂だ。 2007年7月の参院選で議席を三分の一まで減らした時の首相は、安倍さんだった。 さら . . . 本文を読む
5月23日からの暴落が止まらない。 15,800円をつけていた株価は、わずか10日ほどで3,000円、率で20%も下げた。 すでに東日本大震災後の下げ幅を超えているが、いまだ止まる感じがない。 外的ショックもないのに、すさまじい下げっぷりだ。 当初、閣僚たちが『 調整過程にすぎない 』と発言したことも、失望売りを加速させた原因になった。 そして今日は、官房長官が『 市場のために政治をやっているの . . . 本文を読む
予想した通り長期金利が上昇し始めた。
銀行の住宅ローン金利もさっそくあげられたが、ちょっと待てよ。 今までの超低金利で莫大な利ザヤを稼ぎ、金融危機の時には多くの銀行が公的資金で救済してもらったくせに、ふざけすぎじゃない。
今こそ銀行が損失を被ってでも、世間に富を還元すべき時でしょ!
やばい時は真っ先に助けてもらい、うまくいった時も一番最初に美味しいごちそうにありつき、勘定 . . . 本文を読む