イラクでの航空自衛隊の活動は終了したが、「イラク駐留米軍から強要され「空路を増設」していた」事が新たに判明した。
防衛省は国民に全く説明していない!。
様々な事、出来事をメディアや国民に対し、話さない(報道禁止)状態にしているから、米軍に「いいように利用される」のである。
報道禁止状況は、米国政府、米軍にとっては都合が良く、日本政府、自衛隊にとってはマイナスな状態である事を理解すべきだ。
問題が発生した場合、米国政府、米軍、米兵は「闇に葬る」、「話さず、黙っている」と言う事である。
アフガン等での民間人への攻撃事件(一般的には「誤爆」となっている)などは「海外メディアがストレートに報道している為」に、米軍も「誤摩化しようがない」のである。
浜田防衛大臣は「誠実だが、口は堅そうだ」と個人的には見えるが、その状態は、結局は「防衛省、自衛隊員やその家族に迷惑が及ぶ可能性」を秘めている。
親父「ハマコー先生」とは全く性格が異なり、紳士的ではあるが、、、。
情報がオープンであれば問題を隠しにくくし、問題化する事も少なくなる。
戦場であれば、なおさら行うべき情報公開である。
又、多くの人々が指摘、裁判所が判決を出しているが、「武器、兵士の運搬」は憲法違反である!。
武力(米軍)と一体化し戦闘行為に繋がっている!。
記事参照
イラク空自が米軍要請で定期便
2008年12月14日 朝刊
イラクで活動した航空自衛隊が、米軍など多国籍軍の要請で、首都バグダッドと南部アリ(旧タリル)とを結ぶC130輸送機の「定期便」を新たにつくり、今年に入って週1回運航していたことが分かった。
両地点ともイラク駐留米軍の拠点で、隊員は「多くの武装米兵を運んだ」と証言。空自機は米軍の指揮下で、兵員輸送の一角を担っていた実態があらためて浮き彫りになった。
陸上自衛隊がイラクから撤収した2006年7月末以降、空自はクウェートを起点に週4、5回、「アリ便」「バグダッド便」「バグダッド経由アルビル便」の3ルートで定期的な運航を実施。空自幹部は「バグダッドへの飛行を始めたころからも不定期でアリ-バグダッド間を運航したこともあったが、(07年からの)米軍増派で常態化した」と明かす。
アルビル以外の便は「すべて多国籍軍向け」(自衛隊幹部)で、空自機は米軍から「タクシー」と呼ばれていた。隊員は「空自機は米軍のいいように使われ、コマにすぎなかった」と指摘している。
空自は04年3月からイラクへの空輸を始めた。821回飛行し、延べ4万6500人と物資673トンを運んだ。輸送人員のうち国連職員は約2800人で、陸自隊員を差し引けば3万人を超える米兵を空輸したとみられる。
名古屋高裁は4月、空自機が武装した米兵を戦闘中のバグダッドへ空輸することについて「違憲」との判断を示している。
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http://www.chunichi.co.jp/article/world/news/CK2008121402000077.html
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問われる9条との整合性 イラク空自 任務終了 派遣要請で浮上必至
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2008121302000089.html
空自のイラク派遣部隊、任務終了 総輸送回数は821回
http://www.asahi.com/politics/update/1212/TKY200812120252.html
自衛隊イラク派遣:空自の活動終了
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20081213ddm041010020000c.html