用瀬の古民家でヘアーショー

以前にも書きましたが、用瀬町屋住に長谷川邸という古民家があります。
ここで昨晩、ヘアーショーとサクソフォンアンサンブルがコラボレートしたユニークな企画が催されました。
主催したのは用瀬町遺産研究会です。
ヘアーショーは用瀬町にある「アトリエシャルム」を中心に、専門学校生も交えた理美容師さんと、この日が敬老の日ということもあって地域のお年寄りのみなさん。
杖を突き、理美容師さんに手を引かれて登場したお年寄りたちでしたが、若い理美容師さんたちの手で、イケメンの青年、美しい乙女に見事に変身したのです。
驚いたことに杖を突き、足元がおぼつか無かった人までが、髪型が美しく仕上がると杖を手放し、何とモデルウォークで、恰好良く決まった髪型と着物姿を披露し、盛んな拍手を浴びたのでした。
「自分たちのできることで、地域を元気にしたい」。みなさん、若いのですが理美容師たちのプロとしての誇りのようなものを感じることができ、とてもうれしく思いました。
ヘアーショーの後はサクソフォンアンサンブルイマージュの美しいハーモニーが古民家から静寂の森へと流れ出ました。本当に心が温かくなる一夜でした。
長谷川邸では２５日はＮＰＯ法人「十人十色」（０８５８・８７・３７７０）が青少年の自立を支える地域づくりフォーラムを開催するほか、１０月１７日午前１０時からは秋の収穫祭も開かれます。長谷川邸は夏明のバス停までくればすぐに分かります。