鳥取市長選挙の結果が出来ました。深沢よしひこさん 29,625票、鉄永ゆきのり 25,690票、福浜隆宏さん 25,645票でした。
鉄永さんを私は全力で応援していましたので、とても、残念な結果でした。この民意はしっかり受け止めなければなりませんが、竹内市政の批判をした2候補の得票を合わせると、51,135票で、深沢さんの票を大きく上回っています。深沢さんには、その意味を噛み締めて、今後の市政運営にあたっていただきたいと思います。
今回の市長選で、ご協力、ご理解をいただきました皆様に心から感謝と、力不足から鉄永さんを当選に押し上げることができなかったことを心からお詫び申し上げます。
今日は鳥取市市長選の投開票日です。選挙が公務であるか、権利であるかの義務はあるにせよ、大切な市民の活動であることには間違いがありません。どうか、投票に行って下さい。そして、属する組織や団体、政党だけで決めるのではなく、訴えている政策や理念、人柄などをしっかり見つめて、投票行動を決めて下さい。よろしくおねがいします。
鳥取市長選の最終日も、いよいよ午後8時を迎え、マイクでの選挙運動は終了しました。ですが、選挙期間は今日の零時までです。このブログを読んでくださっている皆さん、もう一度、皆さんの周囲の方々に、ご家族の方々に、「明日は鉄永に1票入れようや」と話して下さい。電話でもOKです。
ここで、もう一度、今回の市長選挙の意味合いを整理しておきたいと思います。まず、この3期12年の竹内市政を振り返ってみたいと思います。浄水場問題で市政が混乱する中、竹内市長は建設見直しを掲げて当選しますが、当選した後、見直した結果、膜ろ過方式の浄水場を建設してしまいました。次は中電の変電所です。住宅地だから商工会議所隣地は問題としながら1キロも離れていない遷喬小学校の隣に建設を認めます。さらには、若葉台のサッカー場建設、駅前のバードハット建設と県外看護学校の誘致と思いつきで無計画な箱モノ行政を進め、その結果、鳥取市の財政は破綻の危機に接しています。こうした市政の流れを変えるには、竹内市長の下でナンバー2の地位にあった深沢候補より、青谷町議、県議会議員として経験が豊かで、自ら商売をしてこられた鉄永さんの方が適任だと思うのです。
さらに、こうしたデタラメな行政が続けられたのは、市民の皆様に曲解した情報を出し続け、欺き続けたからです。一番ひどいのは新庁舎問題です。基本設計もないままに20億8000万円では耐震改修はできないと言い、液状化の心配もある千代川河口近くの市立病院跡地に防災拠点をつくると言うのはジョークではないかとさえ思ってしまいます。それを多くの市民の皆様に信じさせたことは許せません。一方、鉄永さんは工法も含めプロポーザル方式で全国公募すると言われます。私は地元業者の皆さんが共同企業体を組んで、この公募に立候補して欲しいと思っています。そうなったとき、今回の問題の摩耶香しが全て白日の下にさらされることでしょう。
加えて、鳥取市の小学校図書館費は児童1人あたり千円ちょっとしかありません。伯耆町の5分の1です。高齢者福祉も、企業の参入しやすい小規模多機能居宅施設に集中しており、地域包括支援センターの職員1人が面倒をみるお年寄りの数は、現在の介護福祉計画では1700人で、全県の介護計画の中で一番多いので、少ない町村は600人前後です。なぜ、教育や福祉にお金を使えないのでしょうか。それは先にも書きましたが、思いつきの無計画行政で、次から次に箱モノをつくるからです。大きな箱モノを作ればそれが、そのランニングコストも市財政にのしかかって来ます。その結果、教育や福祉に回すお金がなくなったという訳です。
もう、こうしたいい加減な市政の流れを変えようではありませんか。そのためには、鉄永幸紀さんに是非とも1票を入れて下さい。最後のお願いです。鉄永市長の登場で、市民の声で動く市政にしましょう! 市政を市民の手に取り戻しましょう!
鳥取市長選挙も、選挙運動最終日を迎えました。今回の市長選の最大の争点は、庁舎問題であることは間違いないでしょう。住民投票を無視するがごとに竹内市長の対応は容認できませんし、そのまま継承としている深沢候補も支持することはできません。住民投票に従うとする鉄永候補だけが民主主義を理解していると思いますので、私は明日の投票日、皆さんに「てつながゆきのり」と投票用紙に書いていただくよう心からお願い申し上げます。
住民投票の結果は「現在地での耐震改修」でありました。住民投票はアンケート調査ではありません。地方自治法に基づき、鳥取市議会が全会一致で決めた条例に従ってなされた法的行為です。しかも、条例は市長らに対して、結果の尊重義務まで課しているのです。すべきことは、どうやって、20億8000万円で現在地で耐震改修をするか知恵を絞ることであって、20億8000万円で現在地で耐震改修できるかどうか検証することではないはずです。
私はずっと言いっていますが、私が話をした専門家の話では、基本設計もないのに、いくらでできるか議論すること自体無意味なことだと言うのです。市の検証でできないとされたのは柱頭免震方式であって、ピタゴラム工法など検証していない耐震工法はたくさんあります。柱頭免震方式で、平均的な設計単価をベースに計算して、できないと結論づけたに過ぎないのです。
それを十分な検証をすることもなく、了としている御用学者の皆さんに私は怒りにも似た感情を覚えます。研究者であるなら、自ら調査し、研究し、磨いてきた見識に基いて判断して欲しいと思います。市当局から提供された資料を見て、それだけで結論を出しては欲しくないのです。記者時代、政府の審議会等で、その日初めて見た資料で、ちょこちょこっと意見を言って、了承している御用学者をたくさん見てきました。もう一度、自説を検証して欲しいと思います。
報道機関も同様です。市当局の発表をそのまま書くのは楽です。それは事実だからです。誰も批判はできません。しかし、その発表が正しいのか、嘘やゴマカシ、誇張などがないか、厳しく点検してから記事にするのは本当に大変ですが、頑張ってやって欲しいのです。昔と違い、記者の数もずいぶん減り、余裕が無くなています。発表資料を記事化するだけで手一杯という雰囲気があることも知っています。しかし、そうなると、市当局の発表が真実としてまかり通り、本当の真実が消されてしまうことになりかねません。そこし調べれば、基本構想にお問題が多いことはわかるはずです。
市庁舎問題をここまでこじれさせたのは竹内市長ら市当局の責任であり、深沢さんは良い人とは思いますが、市当局のナンバー2にいた深沢さんに市長になって欲しいとは思えません。やはり、議員生活40年の中で、民主主義が皮膚感覚になっている鉄永さんに市長になって欲しいと思うのです。加えて、鳥取市議会も、いい加減な論評をした学者の皆さん、そして、その話を何の検証もなく、ただ、垂れ流してきた報道機関の皆さんにも、これまでの経過をもう一度思い起こし、何が正しく、何がおかしかったのか、再考していただきたいと思います。
鳥取市長選挙もいよいよ、今日、明日の2日間となりました。今日の個人演説会は午後7時から美保地区公民館、午後7時30分から若葉台公民館です。これがファイナルの個人演説会です。お誘い合わせのうえ、ご参加下さいますようお願い申し上げます。ちなみに私は午後から選挙カーに乗って、市民の皆様に鉄永さんへのご支援を訴えたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。
さて、今回の選挙で、気になっていることがあります。それは、政党と地方自治の関係です。国政は議会内閣制を採用しています。自分の政策を実現しようと思えば、議会内で多数派を構成し、首班指名で内閣総理大臣の指名を勝ち取り、政権を担当することになりますから、多数派を目指す仲間たちの集まりである政党が国政の中心になるのは当然のことであります。しかし、地方自治は首長と議会の二元代表制で運営されます。首長は議会とは別に、選挙で選出されます。議会は首長に対して政策提言もしますが、使命の中心は、行政の監視で、そのために予算や条例の議決権が与えられているのです。そうなると議員は全員が野党的な立場に立ち、首長の行政執行に厳しい目を向けなければならないと思います。ところが、鳥取市議会は市長の追認機関と化し、監視機能を果たしてこなかったのではないかと思います。その一番良い例が、新庁舎問題だと思います。
そして、今回の市長選で、極めて奇妙な主張がなされています。「自分たちの政党以外の者が支援する候補は認めるわけにはいかない」という極めて奇妙な主張です。
議員は支持してくださった皆様のために、しっかり働くことで使命を果たすことができます。それは議員が1人でなく、鳥取市議会は36人、県議会は35人の議員がいますので、議員団は全体として、有権者団の縮図になっているからです。ところが、首長は1人です。例え市長選で対立した人であったとしても、その人が市民であるなら、その人も含めて、市民全体のことを考え、時には支持していただいた方に不利になる決定であったとしても、市民全体のための福利を増進する方向で、判断をしていかなければならないと思います。ですから、団体や政党の壁を越え、地縁や血縁を越えて、支持を集めた候補が良い候補ということになるのではないでしょうか。
ところが、反対候補の応援弁士たちは「私の政党に推薦願を出しながら、対極にある団体や政党と共闘する候補に市政を任せられますか」とマイクで話しているんだと聞きました。地方自治体は様々な意見を持った市民の皆様で構成されていますから、どんな団体や政党の人であっても、有権者として向き合い、その人も含めて、市民全体のために判断をしなければならいのではないでしょうか。言い換えるのと、この弁士たちは反対する団体や政党の人たちは市民ではないと言いたいのでしょうか。こうした人たちは、良い市政ではなく、自分たちの都合の良い市政を求めて選挙運動をされているのではないでしょうか。それに、政治家にとって必要な包容力は少なくてもゼロなんでしょうね。
加えて、私は地方自治に携わる者は、地域のことを第一に考える姿勢が求められていると思います。政党本部の支部であっても、党の本部の下請けになってはならず、むしろ、党本部に向かって、地方の声を反映させるよう頑張って欲しいと思いますが、現実はどうでしょうか。例えば道州制です。確かに国全体を考えると、道州制は行政効率の向上に資する面があることは否定できません。ところが、鳥取県という視点から考えると、道州制に賛成することはできません。中山間地などの過疎地では行政はそれ自体が大きい経済体であり、行政の中央集中化は目が届かない周辺部をつくることになるからです。自民も、民主も、道州制がマニフェストに書かれています。もちろん、党内のことは分かりませんので、鳥取県のためにしっかり頑張ってくれているとは思いますが、外部からは覗い知ることができません。ただ政党は国政全体のことを考えて判断すべきですから、政党に属するよりも、自立していた方が、地域のためになるのではないかと思います。そこまで認識しているのなら、前述のような発言にはならないと思いますが、みなさんはいかがお考えですか。
鳥取市長選挙も、選挙運動期間は今日も含め、3日になりました。鉄永さん当選のためにご支援いただきました皆様、市政を市民の手に取り戻すために、どうか、周囲の皆様にお声掛けをお願いします。鉄永さんの個人演説会は今日は午後7時から稲葉山公民館、午後7時30分から南人権福祉センター、明日は午後7時から美保地区公民館、午後7時30分から若葉台公民館です。お誘い合わせのうえ、ご参加下さいますようお願い申し上げます。
市庁舎問題の議論をする時、将来の鳥取市の人口推計を鉄永さんは話されます。「市の人口と市の職員数は基本的には比例するのが本当の姿ではないですか。鳥取市が将来、15万人の人口規模の市になるんだったら、人口が15万人だった合併前の現庁舎と第二庁舎の規模で十分ではないですか。どうして、倍以上の面積の新庁舎が必要なんですか」と市民の皆様に問いかけられています。説得力ある意見ですが、人口減少を前提していることが、問題なのではないかというご指摘をいただきました。
「人口増を目指します。だから市庁舎も大きいものが必要」と言えば、話は明るくなり、簡単なんですが、敢えてきちんと基礎データと向き合い、無理はものは無理として、市民の皆さんに包み隠さず思いを話されるのです。ですが、この嘘やゴマカシを嫌い、都合の良いこと、悪いことも、みんな公開する態度こそ、鉄永候補の真骨頂と思います。
人口減を前提にすると、それに伴う交付税の減少、需要と供給の減少が連鎖とし起こり、経済規模の縮小を招きます。しかし、そうした最悪のシナリオを想定することこそ、トップの仕事なんだと思います。加えて、鉄永さんが市民の皆様に厚い信頼を寄せておられるからではないでしょうか。悪いことを包み隠さず情報公開したとしても、市民は賢明であり、きちんとした判断ができると思っておられます。市民は衆愚にあらずと思っているから、徹底した情報公開ができるのです。
もちろん、私は鳥取市の人口減少に歯止めをかけ、V字反転して人口が増えるように、鉄永さんが鳥取市長に当選されましたら鉄永さんとしっかりとスクラムを組んで、頑張って参ります。私は鳥取市の人口減少の原因は、少子化と若者の市外流出にあると考えています。ですから、鳥取県の基本施策である「子育て王国」構想と連携し、不妊症や不育症の治療支援に力を入れ、保育環境と教育環境の整備に力を入れていきたいと思っていますし、結婚し、子どもを産み育てることができる収入が確保できるように、地場産業の育成に力を入れて参ります。そして、このことは若者の市外流出にストップをかける方策であるとも考えています。
そのためには鳥取市と鳥取県が連携して、ことをなすことが何より必要です。私が自分の選挙と同じくらい今回の鳥取市長選に力を入れ、鉄永さんの当選に向けて頑張っているかというかというと、地場産業育成など政策や理念が、私と鉄永さんは同じだからです。それは、民主主義を基盤に、公正公平を旨として、鳥取の市民の皆様の福利を増進するにはどうすれば一番効率的かつ迅速に達成できるか考えているからだと思います。
昨日、とりぎん文化会館で鉄永さんの個人演説会を開催したところ、たくさんの皆様にお集まりいただき、本当にありがとうございました。400席が満席で立ち見の方も出てしまい、立ったまま、長時間、話を聞いていただきた皆様に本当にご迷惑をおかけしました。心からお詫びと感謝を申し上げます。
お聞きいただきましたとおり、鉄永さんの政策は市民の皆さんの本当にたくさん話を聞いて、それを再構成して、政策に昇華したものであることがよくご理解していただけたのではないかと思います。たくさんの情報を得て、多くの市民の皆様のお気持ちを聞いて、それを整理して、熟考して、政策にしたものですから、ブレないのだと思います。鉄永さんは固い、硬いと言われますが、それは融通が効かないわけでもなけれな、頭が硬いわけでも、柔軟性がないわけでもありません。しっかり決めて、あとは一貫した姿勢で、信念を貫き通すということではないでしょうか。
これまでの市政は、思いつきの無計画行政だっっと思います。その一番いい例が、市庁舎問題ではないでしょうか。前回市長選前にはまったく議論になってもいなかったものが、急に北口に新築移転すると言い出し、批判を浴びると、今度は南口だと方針を変更し、住民投票で現在地で改修と民意が示されたのに、検証すると言い出して、嘘と誤魔化しで難癖をつけて、また新築移転が良いと言う。これでは行政の一貫性もへったくれもありはしないと思います。
深沢候補は、竹内市長の下で8年間も副市長でした。副市長も、こうした無計画行政を止められなかった責任があると思いますし、これまで8年間できなかったものが、副市長の副が取れれば、できるようになるとは到底思えません。やはり、市政の流れを変え、市政を刷新するしかないと思います。その意味でも、鉄永さんを市長にしたいと思うのです。ご協力をお願いしたいと思います。
今日の鉄永さんの個人演説会は、午後7時から稲葉山公民館、午後7時半から南人権福祉センターです。私も南人権センターではマイクを握らせていただき、応援演説をします。読者の皆さん、どうか時間を作ってご参集下さい。
毎月のように鳥取市には企業誘致の報道がなされ、市長が経営者と握手する写真が新聞に載ります。しかし、鳥取市の人口の社会減は年間850人。これは県内でもずば抜けて大きな数なんです。いくら企業誘致をしても、それに以上に企業が潰れ、大学や高校を卒業した若者に職場を提供することができないからです。8年間、ナンバー2として、雇用創造に務めてできぬものが、市長になればできるのでしょうか。私には疑問です。
深沢候補は「雇用の創出を政策の基軸に」と訴えておられます。そして、その政策を『市民のみなさま」が安心して、かつ自信と誇りを持って暮らせる鳥取にします。そのためにはまず「雇用を創り出す」ことが必要です。雇用の創出、雇用の確保により、経済を活性化させるとともに鳥取市の歳入を増加させます。雇用を創るために、「企業の誘致」「地場産業の振興」「観光産業の振興」をより力強く推進します。』と説明しておられます。
おっしゃる通りだと思います。基本的な考え方に間違いはありません。これが福浜候補や鉄永候補が話されるなら大賛成です。しかし、今の鳥取市の現状を考えると、その鳥取市の副市長を8年間務めた深沢候補の言となると、素直に賛成ですと言えないのです。それは以下のような理由からです。
鳥取市の雇用創造の目標は26年度末で2500人だそうです。竹内市長は前回選挙時、雇用創造4000人計画をマニフェストに掲げたはずなのに、いつ減ったのでしょうかね。そして、24年度までで、3908人の雇用を創造したと発表しています。これはすごい数です。しかし、県内の有効求人倍率は0.94。公共職業安定所別に見ますと、鳥取所は0.94ですが、米子所は1.12、倉吉所は1.00で、鳥取の雇用情勢が一番悪いのです。しかも、正規雇用に絞って、有効求人倍率を調べると0.40しかないのです。今年1月の鳥取労働局の発表によると、鳥取所の雇用保険の取得者は951人だったのに対し、喪失者は1008人。雇用保険を付けてもらえるような正規労働者や長時間のパート労働者に至っては、雇用条件は改善されていません。
結局、企業誘致のために巨額の税金を投入しても、それ以上に地元で頑張ってきた中小企業が潰れたり、規模を縮小して働いている人々を解雇したりせざるをえなくなっているのが鳥取市の現状です。では、どうして、3908人もの雇用が創造されながら、こういう状況になるのか。それは雇用創造数3908人にマジックがあるんです。これは雇用期間が1ヶ月でも、3ヶ月でも、1としてカウントされます。1ヶ月の雇用で12回働いた人がいたとすると、雇われている人の数としては1人ですが、雇用創造数は12になるんです。やはり、1年間の雇用を考えるとき、1年間、しっかり働けたら、雇用創造数1としてカウントすべきではないでしょうか。
私たちは具体的にどんな対策を採るのか聞きたいと思いますが、言われることは「農林水産業の6次産業化・中山間地域の振興対策」「新規農林水産業参入者への支援拡充」などで、これらは目標であって、政策での何でもありません。農林水産業の6次化は言うのは簡単ですが、どういう流通経路を想定するのか、どうやって差別化できる加工をするのか、大都市圏の販売促進のために何をするのかといった具体的な政策を提示して欲しいと思います。そして、この8年間の雇用政策の評価も聞かせて欲しいと思います。
やはり、鳥取県産業振興条例を制定の立役者である鉄永さんは、「河原の陶芸やガラス工芸といった地域資源を産業化し、観光資源として利用することで、地域起こしをする」「焼却場を考える前に、食べ残しなどのゴミは肥料に変えてエコリサイクルを完成させ、しかも、こうしたゴミはほとんどが水分。乾燥させてから焼却することでゴミ自体を小さくする」など具体的な政策をお持ちです。それは青谷町会議員を経て6期22年間の県議生活の中で、しっかり耳を傾けてこられた市民の声を再構成して政策に昇華させているからです。私はそうした鉄永さんに市長になって欲しいと思います。
選挙権の本質については、国民主権の原則から、国民は主権者としての主権行使の一環として選挙に参加できるとする選挙権権利説(せんきょけんけんりせつ)が有力ですが、選挙人団(選挙人の集団)の一員としての公務の一環として選挙に参加する選挙権公務説(せんきょけんこうむせつ)も有力で、権利であり、公務であるという説もあります。いずれにせよ、非常に大切な国民の行為であることには違いがありません。棄権することなく、投票所に足を運び、選挙権を行使していただきたいと思います。
投票を棄権することは、とてつもなく、棄権なことだということをご理解いただきたいと思います。もし、投票率が40%なら、有権者の21%の得票で当選できます。5人に1人を優遇すれば、5人に4人を切り捨てても、当選できるんです。つまり、5人に1人に利害誘導すればいいんですね。これでは、良い市政運営ができるわけがありません。特定の団体や集団に擦り寄ることで当選できますし、特定の団体や集団はその見返りとして優遇されるわけです。今の鳥取市政は似ているように思われませんか?
市政はすべての市民の福利の増進を目指すべきです。すべての市民の福祉を目指すことは難しく、将来を見据えて、時には市民に我慢をお願いすることもあるでしょう。それが正常な市政の在り方です。我慢を強いいる以上、行政も無駄を省き、自ら身を切る覚悟が必要ですが、そのためには、市民皆が平等に苦痛を共有しているという行政との信頼関係も必要です。今の鳥取市政と鳥取市民の間に、そのような信頼関係があるでしょうか。今こそ、市政の流れを変え、公正公平な市政を実現することによって、行政への信頼感を醸成すべきだと思います。そのためには鉄永さんに当選していただきたいと思いますし、当然のため、全力で支援したいと思うのです。
いよいよ選挙戦も3日目になりました。鉄永さんの個人演説会の日程は以下の通りです。是非とも、鉄永さんの話を直接お聞きいただき、鳥取市長選挙の投票行動決定の資料にしていただければ幸いです。私も8日の江山人権福祉センター、10日の南人権福祉センターでは応援弁士としてマイクを握らせていただきますので、ご参集いただければ幸甚です。
期日 | 開始時間 | 地区 | 会場 |
4月8日 | 19:00~ | 国府 | あかね荘(社協施設) |
19:30~ | 美穂 | 江山人権福祉センター | |
4月9日 | 19:00~ | 旧市街地 | とりぎん文化会館小ホール |
4月10日 | 19:00~ | 卯垣・岩倉 | 稲葉山公民館 |
19:30~ | 蔵田 | 南人権福祉センター | |
4月11日 | 19:00~ | 美保 | 美保地区公民館 |
19:30~ | 若葉台 | 若葉台公民館 |