さあ今日はどうだろう。午前中は散髪。いい調子で予約が取れた。なんかいい感じ。
出かけるといい感じに信号が変わる。兆し良し。駐車場に滑り込む。おおきている。
歌姫が来ている。わがカラオケ店随一の美声のおばさん。しかもかわいい。これはこれは。
張り切る翁。またおばさんが来た。丁度いい人数で気持ちよく歌う翁。4時を回り
歌姫は帰るはずだった。最後の歌。浜崎あゆみのエム。練習して自信あるはずだった。
ただまだ歌姫には聞かせたくない。失敗しました。どうも合わない。キーが違ってないか？
マスターのせいだ。悪びれて、歌姫に言い訳。恥ずかしかった翁。皆と一緒に帰る。二言三言
歌姫と会話できて、幸せな翁。調子いい。アイス最中を買ってしまった。今日は巨人が負けそう。
キーを変えてやろうか。タイミング崩れて岡本三振。何てごめんね。広島が勝てはいいんよ。
カラオケしながらばっちんぐ。鈴木誠也に教えてやろうか。タイミングだ。マリアを唱えよ。
ちゃんと誠也。もはや神頼み。ダメです。先生が歌えない歌のタイミングは、取れません。なんだそんなこと。
一歩一歩歩むのだ。浜崎あゆみ。始まりはいつとなく始まる。終わりは訳がある。不調にはきっと訳がある。
体重増加の言い訳を、アイス最中を食べながら、考える翁。熱中症にならないために。額に当てて冷やしたら。
体温計がエラーになった。死んでます。冗談だが、死ぬほど暑い。こおりで体を冷やしたい。
我が歌姫のエムの後に氷の微笑。こおり健太のほうが良いんじゃない。こおりよりアイス。つぎはアリスを
歌おうと思う竹取の翁でした。