一歩一会・・・♪

日々のお仕事の事や、趣味、旅行関係についての自分記録♪

『浪花花形歌舞伎』観劇。

2008年04月14日 | 日々♪
昨日13日・千秋楽観劇です。


二部『業平吾妻鑑』・・・割愛。
『双蝶々曲輪日記(ふたつちょうちょうくるわにっき)』
↑・・・これが素晴らしかった♪
相撲取り濡髪長五郎の亀鶴さんが、も~~よかった♪
ストーリーも素晴らしく、泣ける。期待してなくてこれは♪♪♪

罪を犯し、一目生みの母にと会いに行き、そこで逃げろ逃げないの
ひと悶着後、追っての義理の兄弟に情けをかけられ、それじゃあ
ダメだ・・と、母にその身を預けるも、再び追っての義理の兄弟に
再び情をかけられ・・・・

・・・と、愛情人情義理人情・・・のオンパレード。てんこ盛り!
浅田次郎先生も真っ青な世界が広がっていた訳なのですが、
・・・これ、普通の劇として見たら、多分・・・・・・クドイ。
クドクてクサイ・・ベタすぎる・・・そんな世界を成立させているのが
歌舞伎独特の形式美。そして引窓利用の素晴らしさ・・・。
う~~~ん♪涙・・・だわ♪
やっぱり、歌舞伎って凄い・・。と、改めて思った作品でございました。

さて、三部『於染久松色読販(おそめひさまつうきなのよみうり)』
扇雀さんが、いろいろな役を早代わりで。
ラストの花道の早代わりなんて、未だに謎!?謎?!
俺がおまえでお前が俺で??・・の世界がそこにあった。今も分からん。

とにかく、七役なので、うひょ~~~である。
そして、ソレに夢中のうちに・・・
ストーリーが全く分からないまま終わってしまった(笑)

・・・がっ!!同作品ご出演の・・・
鬼門の喜兵衛役の、片岡愛之助さんがっ!・・・・素晴らしかったっ!
穏やか~~な、彼しか知らなかったので、
のっけから前のめり・・・!
なるほど・・!彼女が彼を愛する理由が少々分かった気がした。
そして、私の頭の中では、四谷怪談の伊右衛門への変換が始まる。
・・・多分・・・ステキ・・・♪

この日、ブログ繋がりの方々とお食事・お茶などして
楽しい時間を過ごさせていただいたのですが
「やっぱりさ~、家に帰って脳裏に蘇るような役者じゃないとね~
思い出さないようなのはダメやねん。
それが萌えのツボかそうでないか・・・」のような事を
(一人で・・?!)熱く語った事を・・・・
誰も覚えちゃいないだろうけど、これよ!コレ!

本日の、愛之助丈は、まさにこれでございました♪
いや~~~眼福♪
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