図はある町場の駐車場を示す。実はCは我が社の寮がある敷地。駐車場の反対側のCの敷地内の網掛けが寮の建物である。Dはある団体の敷地で、やはり網掛け部は事務所が建てられている。この団体と我が社の寮の間では、お互いに敷地内を車が通過しても良いという了解を得ている。したがって敷地が狭いDの事務所に勤務する方は、我が社の寮の駐車所内を通って図に示す駐車場とDの事務所との間のDのあたりに車を停めたりする。そんな姿を他人が見ていると、我が社の寮の駐車場を他人が通っても良いと勘違いする人もいて、寮の駐車場とDの敷地内を、関係者以外の方が通過することは珍しくないという(とりわけCの出口、Dの出口を行き来する)。いいや、勘違いどころか解っていて通過する人もいるようだ。
図の駐車場を持つEの方は、道路を下から入ってくると自分の駐車場に車を停める。けして真っ直ぐ止められないわけではないが、気がつくと図のように斜に停めれていることが多い。考えてみれば、行き止まりの袋小路だから、前進して入ってくるとCの敷地に頭を突っ込んでからバックしないと後ろからは入れられない。あるいは図の下の方からバックしてきて入れるしか方法はない。もちろん切り返しを何度かすれば、前進して入ってきても、道路と自分の駐車場のスペース内で回転して、バックで入れられないことはないが、面倒なことは言うまでもない。どん詰まりの場合、駐車場をそのどん詰まりの端っぽに作ると、こうした厄介なことになる。したがって駐車場をもっと広くとるか、敷地内の図で見れば下側の方に設ければCの敷地に入らなくてもバックで駐車場に入れられるはず。それができないのなら、Cにお願いして融通するしかないのだが、Eの方からそのような依頼があったことはないようだ。前述したように外部の方が道路代わりに寮の駐車場を通過するので、危ないということもあって通った方に「通らないように」と注意したこともあるという。が、いまだ無断で通る車は少なくない。
ということで、図のAの位置には「私有地につき通り抜けおよび駐車禁止」の看板が建ててあり、さらに嫌がらせではないが、それに並んでBの位置には柱を立ててある。ということは、Eの駐車場の方はCに頭を突っ込んでからバックで自分の駐車場に停めることは難しい。したがって、なぜ車を斜めに停めるかといえば、前進してきてそのまま頭から自分の駐車場に停めると、出る際にはそのまま少しバックして道路に出ると、矢印のようにCの敷地に入って我が社の寮の駐車場内を通過して別の道路に出ていくのである。もはや我が社の寮を通るのを前提に駐車しているのである。気持ちは解らないでもないが、バリケードでもして通行禁止にするしかないほど、常体化している。どうも話を聞くしと、Eの家ばかりではなく、周囲には狭いスペースをうまく利用しようと、同じような流れで車を停めるために、我が社の寮を通過している車があるようだ。隣近所なんていうのは、厄介このうえないというわけだ。
よくある光景であるが、先日もわたしの後ろについていた車が、どうもわたしに接近して走る。焦っているわけでもないだろうが、通勤時間帯だから急ごうと思っても無理な話。前方の信号機が赤になったら、左側のコンビニにスーッと入ると、躊躇なくコンビニの駐車場内を通過して信号機の先の道へ入っていった。珍しいことではないが、やはりと納得したのは、ドライバーは女性だった。
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