長野県民俗の会総会が松本であった。今年も新型コロナウイルス感染症の影響で公には懇親会がもたれなかったが、わたしの後を受けていただいた田澤代表が今年度で代表を退任されるということで、本来なら懇親会で慰労を労うところだったが、叶わなかった。とはいえ、長野県民俗地図研究会を内部に立ち上げるという報告もあって、研究会の発足を祝うわけではないが、今後の打ち合わせも兼ねて有志で懇親会がもたれた。10名ちょっとという懇親会になったが、話を聞けばこの規模の飲み会も、みなさんはなかなか実施されていないよう。
考えてみればわが社の出先でも、総勢13名ということもあって、いまだ今年の歓迎会が実施されていない。けしてできなかったわけではないだろうが、忘年会時期まで引き延ばされてきてしまった。忘年会を兼ねていよいよ実施の計画だが、やはり感染状況によっては「中止もありえる」と言っている。基本的に会社の人たちと「飲んだ」記憶は、今年は無い。がしかし、いっぽうで対外的な飲み会は何度も経験している。数日前には総勢54名という懇親会があって、そこには市長や県会議員といってオピニオンリーダーず何人も来賓で招かれていた。同じような来賓を参集している懇親会や祝賀会といったものが、ことしは何度か催されていて、行動制限がないだけに、わたしにとっては意外に飲み会を何度も経験している。
さて、今日の総会のことは五室に触れるとして、飲み会があったので「泊るか」「帰るか」と考えた結果、今年は「帰る」こととした。昨年も有志で懇親会がもたれたが、「泊っていた」。コロナ感染もあって、午前中からではなく午後からの総会が続いていて、ことしも午後からだったということで10時過ぎに電車に乗った。いわゆる各駅停車しか飯田線にはないので、あえて中央線までたどり着いてから特急に乗るようなことは考えない。岡谷で30分ほど待って、各駅停車で松本まで向かった。この待ち時間のせいで所要2時間半ほどとなる。車で下道で行くより時間を要す。1日仕事であることに変わりない。午後5時半ころから2時間余、終了後間東京から来ていただいた安室先生の時間待ちに合わせて喫茶店でみなで調整し解散となったが、わたしにとってはここからがまた長い。午後9時過ぎの電車に乗ると、再び岡谷で乗り換えて飯田線へ。この電車は乗り換え時間が数分とロスのない乗り継ぎができるため、最初からこの電車で帰るつもりだった。飯田線を南下する電車の最終である。先日の懇親会の際は最終ではなかったが、最近飲み会後に電車に乗っても、夜の乗車客はとっても少ない。先日も今日も、郡境域でほぼ乗客はいなくなる。今日は飯島あたりで誰もいなくなった。飯田行きだが、以後乗客が乗ることがあるのかどうか…。
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