福井城址の天守台に隣接する蓮池。5月に一度訪れた後、7月はじめに再度訪れてみると、いくつかの蓮の花が開花していた。案内板では7月中旬から、と書いてあったが、気温が高い日が続いたこともあり、少し早くに咲いたようである。
小三色(しょうさんしき)
杏花春雨(きょうかしゅんう)
一天四海(いってんしかい)
知里の曙(ちりのあけぼの)
この日は小雨の降る天気であったが、雨空の中、蓮の花が実に優雅に咲いていた。また、甘い花の香りに誘われてか、いくつかの花には少々、虫もついていた。
なお、これらの蓮は、南越前町の花はす公園から移植されたものであるとのこと。同町花はす公園では、花蓮の咲く時期に合わせ、今年は7月4日~8月9日の間に「はす祭り」が催されている(南越前町は、切花の生産面積が日本一)。祭りでは、蓮の葉を通してジュースを飲む、「はすジュース」が人気である。
花蓮池の案内板
(関連)
・福井城址天守台跡階段(5月10日)