4月に登場した、福井鉄道福武線の772-773編成「同志社女子大号」。京都府京田辺市の同志社女子大学のPR電車となっている。紫色には桜の花のマークが散りばめられ、同大のマスコットキャラクター「VIVI」が描かれている。連休明けに乗車すると、車内の様子が変わっていた。
車内床面には、外装と同じ紫色とピンク色のシートでラッピングが。通路部分は紫、その他はピンク、という形になっている。シートには、英字で同志社女子大学の名前が書かれている。
また、連結部分の丸板には大きく「VIVI」の描かれたシートが貼られている。
その他、吊り広告はすべて同大学の紹介とオープンキャンパスの広告に。座席横には大学のパンフレットなどを入れたラックが設置されている。
福井鉄道では、これまでにも多くの企業の広告を受け入れ、広告電車として運行してきた。教育機関では、過去に仁愛大学の広告電車があった。しかし、いずれも車体の外側に対してのみの塗装・ラッピングであり、車内を含めてフルにPR活用するという例はなかっただろう。
当然、ここまでするには相当の費用が掛かっているであろうが、そこまで掛けても、来年度の入学者をより多く獲得したい、とのことかもしれない。福鉄電車は多くの高校生が利用するが、その事も意識してのラッピング追加、ということだろう。少子化の中、大学への入学者数も減少傾向にある。その中で、このようなPR電車が出たことは、ある意味では、それだけ大学間の競争が激しくなっていることの表れといえるかもしれない。
一方、電車をフルに活用したという点だけに注目すれば、これは新しい試みであると思うし、教育機関だけでなく、沿線自治体の観光PRなどにも使えるのでは、と感じた(費用対効果が…という話が出てくるかもしれないが)。
車内床面には、外装と同じ紫色とピンク色のシートでラッピングが。通路部分は紫、その他はピンク、という形になっている。シートには、英字で同志社女子大学の名前が書かれている。
また、連結部分の丸板には大きく「VIVI」の描かれたシートが貼られている。
その他、吊り広告はすべて同大学の紹介とオープンキャンパスの広告に。座席横には大学のパンフレットなどを入れたラックが設置されている。
福井鉄道では、これまでにも多くの企業の広告を受け入れ、広告電車として運行してきた。教育機関では、過去に仁愛大学の広告電車があった。しかし、いずれも車体の外側に対してのみの塗装・ラッピングであり、車内を含めてフルにPR活用するという例はなかっただろう。
当然、ここまでするには相当の費用が掛かっているであろうが、そこまで掛けても、来年度の入学者をより多く獲得したい、とのことかもしれない。福鉄電車は多くの高校生が利用するが、その事も意識してのラッピング追加、ということだろう。少子化の中、大学への入学者数も減少傾向にある。その中で、このようなPR電車が出たことは、ある意味では、それだけ大学間の競争が激しくなっていることの表れといえるかもしれない。
一方、電車をフルに活用したという点だけに注目すれば、これは新しい試みであると思うし、教育機関だけでなく、沿線自治体の観光PRなどにも使えるのでは、と感じた(費用対効果が…という話が出てくるかもしれないが)。