いまや、世界中に星の数ほど存在するWebページ。これらは大抵、過去のページが保存されることのないまま、上書き更新されている。また、Webページ作者の都合やプロパイダによる時限規定(特に無料のHPスペース)などによって、失われていくWebページも多々あることだろう。このように成長が急激であり、変化の激しいWebページをアーカイブし、保存しているサイトがある。
Wayback Machine(ウェイバック・マシン)と呼ぶそのサイトは、簡単に言えば過去のWebサイトをアーカイブして保管しているサイトである。Internet Archive(インターネット・アーカイブ)という団体が、1996年からアーカイビングを行っているようで、現在(~2008年)までに約850億(85 billion)ものサイトを閲覧できるという。閲覧したいサイトのURLを所定の欄に入れて検索すれば、(このサイトが巡回されていれば)結果が表示される。なお、現存していないサイトも、URLが分かっており、かつWayback Machineの巡回がなされていれば、ある時点でのページの閲覧が可能である。
試しに自分のサイトのURL(http://www1.ttn.ne.jp/~shima/)を検索すると、開設当初からのページが見事に表示された。背景画像がないなど、特に画像に関しては完全にファイルが保存されているようではないようである。また、なぜか2006年以降は巡回されていなかった。なお、アーカイブページ内のリンク先ページは、Wayback Machineに保存されていれば閲覧可能である。現在に比べ、非常にシンプルなページに懐かしさを感じた。
1996年といえば、今から13年前である。比較的短い間に、ネットワークの接続環境(電話回線からケーブル・光ファイバ)やWebサイトの技術(CSS,XHTML,CMS,SNSなど)が急速に発展したこととなり、技術史という面から見ても非常に興味深い。さらに、保存されていれば、失われたサイトの閲覧が可能であるという点も、サイトによっては有用な情報を抽出でき、魅力的である。
Wayback Machineの目的は、「人類の知識と遺産を保存してそのコレクションを公開する」とのことである。他の産業遺産と同様、Webサイトの変遷を記録することは大切であるのかもしれない。
Wayback Machine(ウェイバック・マシン)と呼ぶそのサイトは、簡単に言えば過去のWebサイトをアーカイブして保管しているサイトである。Internet Archive(インターネット・アーカイブ)という団体が、1996年からアーカイビングを行っているようで、現在(~2008年)までに約850億(85 billion)ものサイトを閲覧できるという。閲覧したいサイトのURLを所定の欄に入れて検索すれば、(このサイトが巡回されていれば)結果が表示される。なお、現存していないサイトも、URLが分かっており、かつWayback Machineの巡回がなされていれば、ある時点でのページの閲覧が可能である。
試しに自分のサイトのURL(http://www1.ttn.ne.jp/~shima/)を検索すると、開設当初からのページが見事に表示された。背景画像がないなど、特に画像に関しては完全にファイルが保存されているようではないようである。また、なぜか2006年以降は巡回されていなかった。なお、アーカイブページ内のリンク先ページは、Wayback Machineに保存されていれば閲覧可能である。現在に比べ、非常にシンプルなページに懐かしさを感じた。
1996年といえば、今から13年前である。比較的短い間に、ネットワークの接続環境(電話回線からケーブル・光ファイバ)やWebサイトの技術(CSS,XHTML,CMS,SNSなど)が急速に発展したこととなり、技術史という面から見ても非常に興味深い。さらに、保存されていれば、失われたサイトの閲覧が可能であるという点も、サイトによっては有用な情報を抽出でき、魅力的である。
Wayback Machineの目的は、「人類の知識と遺産を保存してそのコレクションを公開する」とのことである。他の産業遺産と同様、Webサイトの変遷を記録することは大切であるのかもしれない。