T.Shimada's Diary

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北陸線の今とこれから(北陸新幹線)

2014年10月22日 00時19分00秒 | 福井の公共交通
 北陸地方の交通を支えるJR北陸線。来年の2015年3月14日より、北陸新幹線の金沢延伸開業にともない、並行在来線として石川・富山・新潟の区間が第三セクターの路線となることになっています。これについて,Googleマップ上に北陸線の北陸新幹線金沢開業前後の路線状況を示してみました。

北陸線(北陸新幹線 並行在来線)
※ 初回実行時は読み込みに時間がかかります。
※ 北陸新幹線のルートは入っていません。

 現在は滋賀(米原)~福井・石川・富山~新潟(直江津)と路線が続いている北陸線ですが,新幹線の金沢開業後は、金沢駅以北の石川県内がIRいしかわ鉄道、富山県内があいの風とやま鉄道、新潟県内がえちごトキめき鉄道(同社は信越線側も運営)がそれぞれ運行を行うことになり、JR西日本の運行する北陸線区間は米原~金沢のみとなります。また,北陸線に接続する路線(七尾線・氷見線・城端線・高山線・大糸線)については引き続きJR西日本が運行を行うことになっています。

 北陸新幹線の金沢延伸開業により,特急列車が金沢止まりとなるなど,従来の北陸線のようには利用できなくなる面で不便となる可能性があります。JR線が分断される金沢~七尾線についてはJRの特急が引き続き乗り入れを行ったり、金沢~富山間の移動については新幹線「つるぎ」および第三セクター2社による乗り入れ運転の予定が組まれるなど、現在と同程度の利便性は確保されるそうですが、京阪神・中京方面・福井方面と富山・新潟方面の間の移動については金沢で乗り換えが生じることとなり、その点では不便さが残ることになると思われます。


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