
福井駅前にて、偶然、同じタイプのバスの並びが撮れた。左側は京福バス、右側はフレンドリーバスである。いずれも「リエッセ」タイプのマイクロバス。
京福バスは、福井市を中心に嶺北北部に路線をもつ。もちろん、通常サイズのバス車両もあるが、需要の少ない路線を中心に小型バスが導入されている。
一方、フレンドリーバスは、福井県が京福バスに委託し運行しているバスであり、福井市中心部と郊外の福井県立図書館を結ぶ目的で設定された。最初は1路線のみであったが、現在は2路線(南ルート:木田方面経由、北ルート:日之出方面経由)ある。公共施設でありながら、郊外に造られた県立図書館への移動のために設けられたバスであるため、利用は無料である。

こちらも同じ「リエッセ」タイプのバス。鯖江市のコミュニティバス「つつじバス」を運行している会社のうち、さばえ交通のものである。コミュニティバスの場合、各集落をきめ細やかに結ぶという路線のため、通行する道路の関係から、あまり大型のものでなく、小回りの利くマイクロバスタイプのものが多い。
公共交通の利用が少ない福井県では、路線バスの利用減による廃止も珍しい事でない。残っている路線バスの多くは、福井市内を除けば、いわば生活路線としての性格が強く、運行本数も最低限のものになっている。一方で、福井市内と北部の大和田地区のショッピングセンターを結ぶ「大和田エコライン」では、運賃の割引や「パーク・アンド・バスライド」駐車場の整備により、昨年6月の運行開始から、利用者がのべ6万4000人となっており、この1年での1便当たりの乗客数も倍増しているという。
小型バスの導入、新規路線の開拓、…。福井県民にとって、公共交通の利用を身近なものにするためには、路線バスの在り方も考えなければならない。
(関連)
・京福バス
・フレンドリーバス(福井県立図書館)
・つつじバス(鯖江市)
・大和田エコライン(京福バス)
京福バスは、福井市を中心に嶺北北部に路線をもつ。もちろん、通常サイズのバス車両もあるが、需要の少ない路線を中心に小型バスが導入されている。
一方、フレンドリーバスは、福井県が京福バスに委託し運行しているバスであり、福井市中心部と郊外の福井県立図書館を結ぶ目的で設定された。最初は1路線のみであったが、現在は2路線(南ルート:木田方面経由、北ルート:日之出方面経由)ある。公共施設でありながら、郊外に造られた県立図書館への移動のために設けられたバスであるため、利用は無料である。

こちらも同じ「リエッセ」タイプのバス。鯖江市のコミュニティバス「つつじバス」を運行している会社のうち、さばえ交通のものである。コミュニティバスの場合、各集落をきめ細やかに結ぶという路線のため、通行する道路の関係から、あまり大型のものでなく、小回りの利くマイクロバスタイプのものが多い。
公共交通の利用が少ない福井県では、路線バスの利用減による廃止も珍しい事でない。残っている路線バスの多くは、福井市内を除けば、いわば生活路線としての性格が強く、運行本数も最低限のものになっている。一方で、福井市内と北部の大和田地区のショッピングセンターを結ぶ「大和田エコライン」では、運賃の割引や「パーク・アンド・バスライド」駐車場の整備により、昨年6月の運行開始から、利用者がのべ6万4000人となっており、この1年での1便当たりの乗客数も倍増しているという。
小型バスの導入、新規路線の開拓、…。福井県民にとって、公共交通の利用を身近なものにするためには、路線バスの在り方も考えなければならない。
(関連)
・京福バス
・フレンドリーバス(福井県立図書館)
・つつじバス(鯖江市)
・大和田エコライン(京福バス)