福井新駅に留め置かれている、1両の黄色い車両。7月に入ってから留め置かれているが、作業用の車両だろうという見当は付いても、その用途は分からなかった。
6月末から福井新聞で、「県内鉄路駅巡り 残そう福武線」のタイトルで特集記事が掲載されている。その7/24付け「福井新」の記事で、この車両がマルチプルタイタンパー(マルタイ)と呼ばれる車両であることが分かった。
マルチプルタイタンパー(Multiple Tie Tamper)とは、レールの歪みを矯正するための機械であるそうで、電車の重みと走行にさらされるレールを維持管理するために重要な役割を果たしている。
マルタイの側面。識別用だろうか、車体には大きく"M30"と書かれていた。福井鉄道にこのような機械があるとは思わなかった。
と思ったが、よく見ると"MEITETSU"(名鉄)のロゴマークが。また、車体の上部には「東部土木管理区」と書かれていた。となると、親会社の名古屋鉄道から貸し出された車両、ということになる。名鉄は福井鉄道の経営から撤退することを表明しているが、それまでに必要な技術支援などを行っているのかもしれない。
・福井新聞の特集記事「県内鉄路駅巡り 残そう福武線」は、福井新聞のウェブサイトでも閲覧することができます。また、関連する動画も公開されています。
福井新聞
- 県内鉄路駅巡り 残そう福武線
6月末から福井新聞で、「県内鉄路駅巡り 残そう福武線」のタイトルで特集記事が掲載されている。その7/24付け「福井新」の記事で、この車両がマルチプルタイタンパー(マルタイ)と呼ばれる車両であることが分かった。
マルチプルタイタンパー(Multiple Tie Tamper)とは、レールの歪みを矯正するための機械であるそうで、電車の重みと走行にさらされるレールを維持管理するために重要な役割を果たしている。
マルタイの側面。識別用だろうか、車体には大きく"M30"と書かれていた。福井鉄道にこのような機械があるとは思わなかった。
と思ったが、よく見ると"MEITETSU"(名鉄)のロゴマークが。また、車体の上部には「東部土木管理区」と書かれていた。となると、親会社の名古屋鉄道から貸し出された車両、ということになる。名鉄は福井鉄道の経営から撤退することを表明しているが、それまでに必要な技術支援などを行っているのかもしれない。
・福井新聞の特集記事「県内鉄路駅巡り 残そう福武線」は、福井新聞のウェブサイトでも閲覧することができます。また、関連する動画も公開されています。
福井新聞
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