津別21世紀の森 森林学習展示館

四季折々の21世紀の森や展示館のイベント紹介をさせて頂きます。

キノコとコケのパラダイス~展示園

2013-09-07 14:43:35 | Weblog
 ここ津別21世紀の森のある北海道東部・オホーツク海地方は、7月から8月前半まで極端に雨の少ない暑い日が続いたのですが、8月8日から9月前半までは一転してぐずついた雨の日が多くなりました。この地域では珍しい高温多湿の日も多く、ここ1ヶ月の雨の多さとあいまっていささかウンザリしてました(ちなみに日本全国で年間平均降水量が700mm台の比較的乾燥した地域は、ここオホーツク海地方ぐらいです) でも展示園のキノコとコケだけは違っていました。この状況が菌類(茸)や蘚類(苔)にはパラダイスとなりました。

例年になく苔むした展示園の林床。フカフカです

トドマツ林のエリアにニョキニョキ現れたテングタケの一団

よく見るとテングタケのコロニーは直径4m程の大きな円に成っています。これを英語ではPixie Ring(ピクシー・リング)や Fairy Circle(フェアリー・サークル)といい「妖精の輪」と呼ぶそうです。

キノコの種類は判明しませんでしたが、直径1m弱のこちらのサークルのほうが毒キノコのテングタケのコロニーよりは「妖精の輪」と呼ぶに相応しい気がします。


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