役所 信太のひとりごと。。。(カウントダウン365×4→0)

旅先で感じたことや報道など私的に思うこと

久しぶりのお買い物・・・また考え事が・・・

2012年03月01日 23時12分13秒 | Weblog
昨日久しぶりに買い物に行くと
妙に店員さんが親切に見えました。

普段は話しかけて来ないレジ待ちの時間・・・
会計中に“割引券は次回使われる方が良い”など
気にもしていなかった微妙な割引率を教えてくれたり・・・。

いつもの商品が棚にないので
覗いていると
隣で品出ししていた店員が今補充しますと
待つように言ってくるし・・・。

給油が必要だったので
いつものガスステーションに行くと
新しく磁気カードからICカードに変更すると
1ℓ2円引き、今は年会費も手数料も無料だとか
セルフなのに窓ふきしてくれたり・・・。

ふと
エンジンオイル交換を
1年近くしていなかったことを思い出し
ディーラーに行くと
すぐに交換してくれて
飲みもの自販機が無料サービスだったり・・・。

しばらく
お外に出ていなかったからか
ものすごく幸せな気持ちになりました。

どこのお店もすばらしい。
良いお仕事しています。

ところで
スーパーのお弁当売り場で
少々気になったことがあったのです。

健康には1日30品目食べることが大事だとか
いろいろなロゴがいっぱい。

その横にあった飲料は
カロリーゼロ
と堂々と表示してあったり・・・。

エンジンオイル交換待ちの時間
ショールームで掛かっていたFMラジオ
聞いていると・・・

民主党代表と自民党代表が
党首討論の前に極秘で面会していたことを
キャッチされているにも関わらず
否定し続け政治家の虚言体質が問われるとか
なんとか・・・。

良いとか悪いとかの話では無く
単なる感想なんですが・・・。

以前からメディアでは
政治家が嘘ばっかりで信じられないといったニュアンスの報道ばかりで
私自身も
ずっとそう思っていましたから反論することも無く
それに乗せられていました。

しかし、
最近ずっと考えていたことなのですが
世の中はどこでも嘘だらけの気がして
仕事柄政治家がやり玉に挙がっていますが
日本製紙の井川氏やら
オリンパスの10年以上の嘘決算やら
オレオレ詐欺やら
世の中嘘で充満しています。

スーパーで見たカロリーゼロ表示にしても
990calなら
0kcal
カロリーゼロと表示できる。

健康には一日30品目必要というロゴにしても
本当にそうでしょうか。
大昔から人類は
数千年以上
栄養学など無い時代から
生き続けていることを考えれば
粗食でも十分健康に生き続けているのでは・・・
そんな疑問もわく・・・。
不健康なのは
栄養過多の現代の食事の方にあるのでは
そんな疑惑も浮かぶ・・・。

待ち時間中
飲み物をサービスでいただくも
ペットボトルは分別してラベルを剥がして
ゴミ箱に入れてくださいとある・・・
このリサイクルも嘘だらけ・・・
最終処分の義務を負う市町村のごみ処理場では
実際のところ
リサイクルされるのは1/3くらいで
ほとんどはペレットにして焼却処分か
海外で焼却処分または洗って再利用となっている。
焼却炉の中で
多くの生ゴミが燃えないという問題から
重油を燃焼材に多量に使ったりしている現状
石油でできたペレットの投入も止む負えないこと・・・。

ペットボトルの分別・・・
要するに無駄な努力をしているということです。
近くのごみ焼却施設にお勤めの主査以上の人なら
誰でも知っている秘密にしている事実です。
正直に燃やしていると言わないのは
苦情処理が嫌だからです。
更に環境に良いことをしているとすれば
行政の環境対策の実績として明文化できるからでもあるのです。
ただそれだけのことなのです。

話を元に戻して
政治家の話・・・
谷垣さんと野田さんが密会していたとか
家に帰ってテレビでもやっていましたが
私はそんなことどうでもいいように思いました。
密会して党首討論しようが
今の議院内閣制では
裏で誰かがストーリーを書いている実情は変わらないからです。
それよりも
党首討論の内容がつまらないという方が問題なのではないでしょうか。
揚げ足取りと消費税増税のつまらない内容ばかり・・・。

本当に国を憂いているならば
エネルギー政策の方向性と道筋を国民に示し
外交問題・領土問題の現状と今後の対策、
改革改革というなら
年金制度を廃止し生活保護と年金を一体にする制度など
新規に構築して将来展望を見せてほしい。

今の国会議員ではなかなか無理か・・・

私も以前お仕事で条例の改正などで
起案をしたことが有ります。
議場で発表される提案理由説明も作成しましたし
事前の議員へのレクチャーも出向きました。
結局のところ
政治家諸氏は議員立法以外は
全面的に行政の言いなりという訳で
誰かがストーリーを書いてそれに沿って
ウンチク言っているだけのことなのです。
議員立法など数えるほどしかなく
政治家って
屁理屈や文句を言うだけで
地域の代表とか表向きはカッコいいけど
実労は何もしていないのに偉そうだなぁ~
ずっとそう思ってました。

嘘をついて虚勢を張る
いわばそう言った感じでしょう。

しかしながら
この虚栄心に満ちた態度はどんな社会でも
地域にでも集団にでも
どこにでもあって
誰でも多かれ少なかれ虚勢を張っているように思う。

小さい自分を悟られたくないからか
嘘をついたり
針小棒大にみせたり・・・。

どんな民衆でも同じように嘘をつく。
最近一番驚いたのが
大震災の瓦礫処理の問題。
被災地での瓦礫の山を
地元では飽和状態で処理しきれないから
助けてくれと切に訴えて来ているにもかかわらず
放射能汚染で子供が心配など
もっともらしい言い訳を並べて
受け入れをほとんどの市町村で反対している。

繋がろう日本

そうではなかったのか・・・。

放射能が心配・・・
気持ちはわかるけれど・・・

先日
代々木だったか
住宅街で基準値よりかなり高い放射線の量を計測し
大きくニュースになった事件が有りました。
福島の放射能がここまで飛んで来たのかと
住民はかなり不安になり慌てふためいていました。
しかし、よくよく検査してみると
結局のところ放射性物質はラジウムで
何年も前から廃屋に放置してあったそうで
なぜその廃屋に置かれたかは不明で
福島とは何の関係もなかった。
ということは
何年も前からラジウムが発する放射線に
周辺地域は汚染されていた可能性が有るわけで
ラジウム温泉自体も体に悪いのではといった疑惑も湧く。
温泉は体に良いはずなのに・・・。
ところで、
そこの住民は
ずっと被ばくしていたことになる。
子供の甲状腺がんは増えたのでしょうか・・・。
親が言う子供のため・・・
この事実をどう受け止めるのでしょうか。
引っ越したのでしょうか・・・。

震災の被災者への手助けとして
義援金や補助物資を贈ることは
たいへん重要な人助けだと思います。
しかし
時間が経てば
人助けの方法も様変わりし
近代の社会では金やものより
もっと重要な人助けの方法が発生してくると思うのです。

本当の人助けっていうのは
痛みも伴うものだと私は思うのです・・・。

例えで上げると・・・
家庭生活において
夫は
仕事をこなし
浮気も一切せず
ギャンブルもタバコも嗜好はなく
生活費は給料全額きっちり入れてくれる
が、しかし
家事や育児は一切しない。
そういった夫は
近年の家庭生活では通用しなくなっている。

そういった金だけ入れる夫には
不満が続出し
離婚の原因にもなっている。

同じように
もの・金だけでなく
瓦礫といった一種の家事・育児に相当する現場での実労も
必要な時期になって来ているのではないでしょうか。

安全基準を設定して
受け入れ側の住民に対する説明も必要でしょう。

受け入れは
関東でも中部でも関西でも例外なくです。

なにせ“絆”であり
“繋がろう日本”なのですから。
それとも嘘だったのかな?
少々の痛みは分かち合うべきだと思います。
早い瓦礫受け入れ態勢を
全国で作ってほしいものです。

政府に対して
対応が遅い遅いと言うなら
基準値以内の放射能が付いた瓦礫ぐらい
受け入れてあげれば良い
私はそう思います。
近隣の小学校の廃校跡があるので
そこを使えば良いのに・・・そう思うことも有ります。

世の中
大きな
小さな
中くらいの
いろんな嘘がまかり通っています。
だからと言って
世の中
すべてが不正だとは私は思いません。
時代が変われば
場所が変われば
文化が変われば
正しくないことが正しくなったりするのは
歴史が証明しています。

メディアでは政治家は嘘つき
いろいろ言われていますが
彼らにも正しいことと正しくないことの境界線が有るはずです。
その境界線に合わせて日々活動していることでしょう。
一般大衆とはズレていても
あの中に入ってしまえば
選挙で当選した時は
一般的な正義感に満ち溢れていても
その正義の感覚が
長年の裏工作や策略
嘘の付きまくりでズレてくるのでしょう。

信用できない・・・
そう批難されていても
次の選挙ではまた当選してしまう政治家。
なぜ?
結局は地元では
野田さんにしても
谷垣さんにしても
大政治家なのです。
世話になったとか
利益や既得権を手放したくないとか
いろいろな裏が有るでしょう・・・。
彼らのすることは
正しいことの境界線に入ってしまうのです。

私は、正しいことと
そうでないことの境界線は
実は自己責任にあると
最近はそう思うようになりました。

批判し攻撃することが責任ではありません。
これだけ多くの人が
みな同じように幸福を追求している世の中では
多少なりとも痛みが伴うことを
自己責任において我慢することも必要でしょう。

だからと言って
痛みを与える側と与えられる側とでは
立場が全然違います。
痛みを受ける立場も
ある程度は考慮されるべきです。

私が正しくないと思うこと・・・
それは
“痛みを受けるぐらいなら
 最初から与える側にしか付かないという考え方”
なのではないでしょうか。

痛みを受容れる覚悟があれば
信頼できない大政治家を
落選させることも
可能なのではないでしょうか。

最後はまた政治家の話になってしまいました・・・。

更にとりとめのないことを考えていたら
また一日が過ぎてしまいました。

。。。。