梅雨の時季を迎え、蒸し暑い日が続いておりますが、
雨に濡れる紫陽花(あじさい)の美しさに、心癒されています。
先日、京都のお寺で撮影された綺麗な紫陽花の画像が届きました。
このお寺は、819年(平安時代)に建立された大変歴史あるお寺として知られており、
画像の石碑には、「弘法大師(こうぼうだいし)」の文字が記されています。
また、1568年(室町時代)に、織田信長が一泊されたとの記録も残っています。
「紫陽花や 一思案して 咲にけり」
江戸時代に活躍された俳人「沢 露川(さわ ろせん)」が詠んだ句です。
露川は、「松尾 芭蕉(まつお ばしょう)」のお弟子さんとして知られています。
紫陽花は花に重みがありますので、
雨の日はシャンとして元気になり・・・
暑さの厳しい日には俯いたようになりますね。
花の色も、土の性質によって変化します。
紫陽花は、奈良時代につくられた最古の和歌集、「万葉集」にも登場しています。
時代とともに花の色も変化してゆきながら、今もずっと私たちを楽しませてくれていますね♡