日本の花・花を詠んだ句

日本に咲いている四季の花・花を詠んだ句を紹介します♪

山茶花の 大輪旦暮 おだやかに

2022年11月10日 | 冬の花


立冬を過ぎましたが、日ざしが暖かくおだやかな日が続いています。
朝夕の寒暖差が大きい時季ですので、体調に気をつけてお過ごしくださいね♡

近所の公園に一輪の綺麗な山茶花(さざんか)が咲いていました。
晩秋から初冬にかけて咲きはじめる山茶花・・・
花びらが瑞々しくて、可愛らしい花姿に癒されました♡

「山茶花の 大輪旦暮 おだやかに」

昭和時代を代表する女流俳人「中村 汀女(なかむら ていじょ)」が詠んだ句です。

◎大輪(たいりん)→大きな花
◎旦暮(たんぼ)→朝夕のこと

山茶花と椿(つばき)の花は、とてもよく似ていますね。
一見すると見分けがつきませんが、花の散り方で見分けることができます。
山茶花は花びらが一枚ずつ散り、椿は花ごと散ります。

これから見頃を迎える山茶花と椿・・・
花の少ない冬の時季に私たちを楽しませてくれますね。
美しい花姿は、日本の冬の風物詩として古くから愛されています♡
コメント
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