日本の花・花を詠んだ句

日本に咲いている四季の花・花を詠んだ句を紹介します♪

芍薬や けふ花ひとつ ころもがえ

2023年05月13日 | 夏の花


明日は母の日ですね♡
今日の関東地方は、朝から冷たい雨が降っています。

昨日までは初夏のような天気が続いておりましたが・・・
来週の中ごろから天気も回復し、真夏日が続くようです。
気温差が大きくなっていますので、体調に気をつけてお過ごしくださいね♡

日本芍薬(にほんしゃくやく)の球根を小庭で育てはじめて6年目になります。
いつも母の日の頃に見頃を迎えていたのですが、
今年は4月下旬ごろから咲きはじめています。

我が家の日本芍薬は、二株から白・薄桃・濃桃色の三色が咲いてくれます。
開花する順番は毎年違っておりますが、
今年は一番最初に白が咲き、薄桃、濃桃色の順に咲いています♡

「芍薬や けふ花ひとつ ころもがえ」

江戸時代に活躍された俳人「長野 野紅(ながの やこう)」が詠んだ句です。

◎芍薬(しゃくやく)→夏の季語
◎けふ→今日

江戸時代の人々は、芍薬が咲く頃に “ころもがえ” をされていたのでしょうね。
芍薬は、古くから薬草としても活用されておりまして、
現在も漢方薬に使用されています。

芍薬を詠んだ句の中には、薬箱や十薬などが登場する句もございます。
きっと人々の暮らしの中で大切にされていたことと思います♡

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この度の石川県能登地方ならびに千葉県南部をを震源とする地震により
被害にあわれた皆様に、心からお見舞い申し上げます。
被災された皆様の安全と一日も早い復旧を祈念しております。
コメント
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