9月26日より、大阪法務局の本局と北大阪支局が、オンライン指定庁になりました。オンライン指定庁とは、文字どおりインターネットで登記を申請できる法務局のことです。ただ、現在は添付書類等の諸事情により、インターネットでの登記申請は不可能な状態です。当面今までと大きく変わるのは、権利書が作成されなくなるということです。権利書の代わりに、登記識別情報というアルファベットとアラビア数字の12桁の暗証番号が法務局より発行されます。つまり、この暗証番号を
誰かに見られると、権利書を盗まれたのと同じことになるのです。はたして、この制度で今までのような信頼される登記制度が維持されるか、非常に心配しております。