本日の小論文では生徒が時間過ぎても教室で格闘しとりました。何でそんなに今日はやる気あんのか・・・・「真の自己」は存在するかがテーマだからでつ!
昔も今も学生は「心理」に興味あるんやね!まあ興味がわくのはいいことですわ!今回はだけ?は、添削も楽しんでできますわ !
「幻想の未来」 岸田秀・・・・真の自己など存在しないし、在ると考えることは危険である。
という岸田の主張をまずは読み取る・・・30点
この主張に対して賛成か反対かを800字で述べる・・・・・・70点
考えるヒント写真の如く「偽りの髪」はある。⇒「偽りの自己」は存在するということか?
自我も世界も幻想である!
欧米人を支える「近代的自我」――それは日本人が夢見つづけた幻影だった。岸田は、人間が本能の壊れた動物であり、「自我」とはその代用品として造られた幻想だと喝破する。それゆえに自我は、常に何物かに支えられずには存立できない不安定な存在である。
わたしは、人間の問題は自我の問題であると思った。それでは、自我とは何か、見たところ、人間以外の動物は自我のようなものは持っていないようで、それで別に困っているわけではなく、うまく世界のなかで生きている。人間だけがなぜ、こんな面倒な煩わしいものを持っているのか。……しかし、どうも人間にとって、自我は必要不可欠らしい。なぜか。どうにかならないか。(本書より)
岸田秀の最高傑作ですわ!学生さん!自由な時間のある今こそお読みください!
明快で、分かり易く、近代的自我や真の自己についての神話を打ち倒していまつ。
ウンチ君の薀蓄!
岸田の師匠はフロイト!フロイトがみつけたのが「無意識の部屋」
当人には直接知られず、それにもかかわらずその人の判断や行動を支配しているのが「無意識」でつ。
人間は自分自身の精神生活の主人ではないことを実証してみせたのが、 フロイトの「精神分析入門」
人間は自由に思考しているつもりでも
どのように思考しているかを知らないで思考している。
鶴はソニー時代を意識するのは苦痛なので、考えるのも嫌だ・・・・
これがフロイトのいう「抑圧」でつ。
「精神分析入門」では、2つの部屋と番人の例で「抑圧」のメカニズムを説明します。
「無意識の部屋」・・・広く、あらゆる心の動きがひしめきあう。
「意識の部屋」・・・狭く、汚く危険なものは、予め排除され、お客を迎える準備ができている。
この2つの部屋の敷居に番人がいて、検閲をし、不都合なものは意識の部屋に入れない。 ⇒このメカ二ズムが「抑圧」でつ。
本日一番!
人間は自分の心の中全てを意識化することはできない!
意識化するのが苦痛であるようなものは無意識に戻される。
番人の選別基準を自分自身は知らない!
そもそも番人がいて、検閲していることを自分は知らない!
我々はフロイトによれば構造的に無知なのでつ。
抑圧のメカ二ズムが、人間の個性やパー祖成りティーに重大な影響を及ぼす!
他人には、鶴が構造的に避け続けている無意識が分かるのでしょうか?
「鶴イト」?も同じようなことを日々飲み屋で叫んでますわ!
「人間半分は闇じゃけん」・・・・これですわ! 武豊君によれば馬は5分で一変するらしいですわ!
「自分は何かを意識したがっていない」
という事実を、何人も意識化することは出来ないのでつ !
学生諸君真の自己はあるのかないのか
まずは「幻想の未来」を読んで答えを出してください。
欧米から伝わったこの思想は日本でも心理療法家・カウンセラーの間でもてはやされているが(「自己実現」「自己開発」「潜在能力の発見」などのテーマが取り上げられないことはない)
そのようなどこにもありはしないものに自我の支えを求めても、(どこかに確実に存在する自我の支えがあるわけではないが)無駄であるばかりか、危険であるというのがわたしの考えである。
岸田 秀
昔も今も学生は「心理」に興味あるんやね!まあ興味がわくのはいいことですわ!今回はだけ?は、添削も楽しんでできますわ !
「幻想の未来」 岸田秀・・・・真の自己など存在しないし、在ると考えることは危険である。
という岸田の主張をまずは読み取る・・・30点
この主張に対して賛成か反対かを800字で述べる・・・・・・70点
考えるヒント写真の如く「偽りの髪」はある。⇒「偽りの自己」は存在するということか?
自我も世界も幻想である!
欧米人を支える「近代的自我」――それは日本人が夢見つづけた幻影だった。岸田は、人間が本能の壊れた動物であり、「自我」とはその代用品として造られた幻想だと喝破する。それゆえに自我は、常に何物かに支えられずには存立できない不安定な存在である。
わたしは、人間の問題は自我の問題であると思った。それでは、自我とは何か、見たところ、人間以外の動物は自我のようなものは持っていないようで、それで別に困っているわけではなく、うまく世界のなかで生きている。人間だけがなぜ、こんな面倒な煩わしいものを持っているのか。……しかし、どうも人間にとって、自我は必要不可欠らしい。なぜか。どうにかならないか。(本書より)
岸田秀の最高傑作ですわ!学生さん!自由な時間のある今こそお読みください!
明快で、分かり易く、近代的自我や真の自己についての神話を打ち倒していまつ。
ウンチ君の薀蓄!
岸田の師匠はフロイト!フロイトがみつけたのが「無意識の部屋」
当人には直接知られず、それにもかかわらずその人の判断や行動を支配しているのが「無意識」でつ。
人間は自分自身の精神生活の主人ではないことを実証してみせたのが、 フロイトの「精神分析入門」
人間は自由に思考しているつもりでも
どのように思考しているかを知らないで思考している。
鶴はソニー時代を意識するのは苦痛なので、考えるのも嫌だ・・・・
これがフロイトのいう「抑圧」でつ。
「精神分析入門」では、2つの部屋と番人の例で「抑圧」のメカニズムを説明します。
「無意識の部屋」・・・広く、あらゆる心の動きがひしめきあう。
「意識の部屋」・・・狭く、汚く危険なものは、予め排除され、お客を迎える準備ができている。
この2つの部屋の敷居に番人がいて、検閲をし、不都合なものは意識の部屋に入れない。 ⇒このメカ二ズムが「抑圧」でつ。
本日一番!
人間は自分の心の中全てを意識化することはできない!
意識化するのが苦痛であるようなものは無意識に戻される。
番人の選別基準を自分自身は知らない!
そもそも番人がいて、検閲していることを自分は知らない!
我々はフロイトによれば構造的に無知なのでつ。
抑圧のメカ二ズムが、人間の個性やパー祖成りティーに重大な影響を及ぼす!
他人には、鶴が構造的に避け続けている無意識が分かるのでしょうか?
「鶴イト」?も同じようなことを日々飲み屋で叫んでますわ!
「人間半分は闇じゃけん」・・・・これですわ! 武豊君によれば馬は5分で一変するらしいですわ!
「自分は何かを意識したがっていない」
という事実を、何人も意識化することは出来ないのでつ !
学生諸君真の自己はあるのかないのか
まずは「幻想の未来」を読んで答えを出してください。
欧米から伝わったこの思想は日本でも心理療法家・カウンセラーの間でもてはやされているが(「自己実現」「自己開発」「潜在能力の発見」などのテーマが取り上げられないことはない)
そのようなどこにもありはしないものに自我の支えを求めても、(どこかに確実に存在する自我の支えがあるわけではないが)無駄であるばかりか、危険であるというのがわたしの考えである。
岸田 秀