1万人の第九、とうとう終わってしまいました・・・
地域ブロック別のレッスンが始まったのが夏の終わりのこと。あれから約3ヶ月間あまりたち、とうとう迎えた本番当日。
あっという間の1日だった。
今、すごい達成感と幸福感に包まれてる。
昨日のリハーサルや本番前のゲネプロの出来よりもずっと良かった。
自分の力も、自分が持っている以上に出せたような気がする。
何より、本番のあいだ中、ずっと幸せな気分で歌えたことが良かった。
カラオケで歌って「楽しい」と思うことはあっても、「幸せ!」と感じることなんかこれまでなかったから。
終了直後、会場は観客と「1万人の第九」の合唱メンバーの割れんばかりの拍手に包まれたのだけれど、そのとき私も、心からの笑顔で力いっぱい拍手していた。
「本番終わったら泣いちゃうかも」と冗談で友達と話してたけど、実際は本番で歌ってる最中にうるうるきてしまった。
友達に誘われて参加することになった「1万人の第九」。
最初は「合唱なんて・・・」と正直かなり抵抗があった。
でも、今はそのきっかけを与えてくれた友達にすごく感謝してる。
そして、すばらしい指揮をしてくれた佐渡裕(さど ゆたか)さんにも、深く感謝します。
ありがとう、佐渡さん!
*****追 記*****
1万人の第九の今年のゲストは森山良子さんでした。
リハーサルではグレーのセーターとひざ丈のスカートにブーツを合わせたコーディネートでとても可愛らしい感じ。
初めて森山さんのナマの歌声を聴いたけど、ホントにきれいな声で聴き惚れちゃった。
話すときは、か細い感じの可愛らしい声でフワフワって感じで話されるのに、歌のときは力強く、より美しい声になって・・・
リハーサルのときも、ゲネプロのときも、森山さんの歌は素晴らしかったけど、本番のときはそれ以上に素晴らしかった!!
感動しました!!!
森山さんのステージが終わったあと、会場に息子の直太朗くんが来ていることが紹介され、会場は「え~っっ!!」と驚きの声で包まれた。アリーナ席のステージの真ん前の席にずっといたみたいだけど、全然気づかなかった。席が離れてるから当たり前だけど。ニットのキャップをかぶってるのがなんとか見えました。
森山さんの歌った曲は次のとおり。
1 さとうきび畑
ギター1本の弾き語り。
フルコーラスだったので10分ぐらいかかった。
リハーサルやゲネプロのときもそうだったけど、本番でも
やっぱりウルウルきちゃった。
2 涙そうそう
2番の途中から1万人の第九特別合唱団でコーラスを付
けた。森山さんと共演しちゃった♪o(^o^)o♪
3 マザーアース
「愛・地球博」の開会式の公式ソング。
作曲は息子の直太朗くん。
佐渡さんが小学校時代に所属してた京都市少年合唱団
の子どもたちがコーラスで加わりました。
*****追 記2*****
ユンソナちゃんがソプラノで第九に参加してました。
去年も参加したんだけど、自分の満足する出来でなかったため(悔し涙まで流したらしい)、今年再チャレンジしたんだって。
終わったあと、泣いていたユンソナちゃん。今年は素晴らしい出来だったのかな?