2006-No.3 5/20
作者:J・K・ローリング(静山社 3,800+税)
評価・・・★★★★☆ 4.5
待ちに待ったシリーズ第6作でしたが、1日でなんとか読破できました!
前作は友達に貸したままで返してもらってないので、ネットで情報収集して復習してから取りかかりました。
以下、ちょこっと?ネタばれにつき注意!!!!!
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ハリーはついに6年生!
クィディッチのチームのキャプテンに選ばれ、監督生と同じ待遇となり、張りきるハリー。
しかし人間界と魔法界では不審な事件が多発し、生徒の中にも家族が事件に巻き込まれるケースが相次ぎ、学校生活にますます暗い影が落とされます。
そんな中、ハリーはダンブルドアと一緒にヴォルデモードの過去をたどり、とうとうヴォルデモードを完璧に倒す方法を見つけます。
でも、見つかったら見つかったで、大変!!!
なぜって、倒し方がわかったとはいえ、ヴォルデモードを倒せるとはとても思えないから・・・というか、ヴォルデモード自身が倒されないように講じた対策がすごすぎて、それをクリアするだけでも大変。その上で、そこまでできてしまうほど超強力な魔力をもったヴォルデモードに、今のハリーが互角以上に戦えるのか疑問。
だって、次回作で最終章となるんですから(^_^;)
あと10作分ぐらいは魔法の修業が必要なんじゃないかなぁ・・・というのが私の本音です。
ハリーの潜在的な能力の高さと、ヴォルデモードが苦手な“愛”の力を信じるしかないのかな?
恋のエピソードに関しては、今回もてんこ盛りです。
ロンとハーマイオニーの仲がどうなるかを楽しみにしてたら、なんとハリーに新しい恋人ができます! それは誰なのか・・・ぜひ読んで確認してみてください!
そして今回一番の大事件は、ハリーにとって大切な人の死・・・
予想していた何人かのうちの1人でしたが、やはりショックでした。
この大切な人の死をきっかけに、ハリーは精神的に大きく成長し、魔法使いとしてもさらに大きく成長することになるのでしょうか・・・
魔法界では17歳で成人となるらしいですが、次回作でハリーは17歳になります。
次回作はこれまでの作品とは大きく趣を変えそうな予感です・・・
早く最終章が読みたい!
ハリーやハリーの大切な仲間が誰一人として死ぬことなくハッピーエンドを迎えられることを祈ります!