No.16 10/22~10/30
作者:天童荒太(文春文庫)
評価・・・★★★★★ 5.0
『悼む人』の続編。
帯の言葉を借りるなら“続編にして序章”。何に対して序章なんだろ。『悼む人』より前の作品という感じもしなかったけど…静人の“悼み”についていけない場合は、先にこちらを読むといい、という意味での序章なのかな。
これから『悼む人』を読むなら、こちらの『静人日記』もセットで読むことをオススメします。
タイトルどおり、静人による悼みの日々を綴った日記という形式で描かれています。
静人の心情が細やかに描かれているので、『悼む人』よりも格段に静人の悼みを行う理由・考えがわかります。それでもそこまで徹底してやらないと気が済まないところは、「やっぱりそこまでやらなくても(汗)…」と思っちゃいますが。
この『静人日記』の後半で、静人にまさかの(と言ったら失礼ですが)モテキが到来します。このエピソード、よかったな。別れ(新たな旅立ち)のシーンが心にしみいりました。…出会った2人とのエピソード(特に遥香さん!)がまたどこかで読めたらいいのにな。
作者:天童荒太(文春文庫)
評価・・・★★★★★ 5.0
『悼む人』の続編。
帯の言葉を借りるなら“続編にして序章”。何に対して序章なんだろ。『悼む人』より前の作品という感じもしなかったけど…静人の“悼み”についていけない場合は、先にこちらを読むといい、という意味での序章なのかな。
これから『悼む人』を読むなら、こちらの『静人日記』もセットで読むことをオススメします。
タイトルどおり、静人による悼みの日々を綴った日記という形式で描かれています。
静人の心情が細やかに描かれているので、『悼む人』よりも格段に静人の悼みを行う理由・考えがわかります。それでもそこまで徹底してやらないと気が済まないところは、「やっぱりそこまでやらなくても(汗)…」と思っちゃいますが。
この『静人日記』の後半で、静人にまさかの(と言ったら失礼ですが)モテキが到来します。このエピソード、よかったな。別れ(新たな旅立ち)のシーンが心にしみいりました。…出会った2人とのエピソード(特に遥香さん!)がまたどこかで読めたらいいのにな。