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今日は個人投資家向けの投資優遇制度NISAについてお伝えします。
NISAとは投資で得た利益を非課税で受け取れる国の制度です。2014年から始まりました。
国が国民に自ら老後の資産形成することを促すためにつくられた制度ですね。国がある程度投資先を限定してくれているので、安心して投資できます。
さて、このNISAはイギリスのISAという制度をもとにつくられたようです。イギリスでは1999年から始まっています。日本よりも15年も早く始まっているんですね。
日本の一般NISAは年間120万円を上限に5年間、トータル600万円まで運用できます。また積み立てNISAは年間40万円を上限に20年間、トータル800万円運用できます。
これに対してイギリスのISAは年間260万円、一般NISAの倍以上、積み立てNISAの3倍以上の非課税枠があるそうです。
しかも2008年からは投資可能期間が恒久化されたそうです。今では成人の半数がISAを使っているそうです。
詳しくはこちらの本に書いてあります。
ここまでしてくれるってイギリスは太っ腹ですね。日本もこのレベルまでやってほしいものです。
そうすれば国が年金制度を維持しなくても、国民が自分で老後の貯えを作れますからね。
投資って短期間で投資先を限定してやるからギャンブルになるんですね。そうではなく、長期間で投資先を分散してやればリスクは限りなく下がります。
現状、多くの日本人は投資とギャンブルの区別もついていない状態です。このままでは投資で失敗する一方、ただ貯金だけして貧しい老後を送る人が増えるでしょう。年金も減りますからね。
というわけで、NISAやiDeCoを若い人ほどどんどん活用して行きましょう!こんないい制度は使わない方が損ですよ。もちろん40〜60代の方もご自分のリスク許容度の範囲内で使っていただくといいと思います。
それでは今日もよい一日を!