風の贈り物

バレンタインデーの翌日からずっと続いていた強い風。

今日も雪がちらちら落ちて来たり、風が急に強くなったりしていましたが、この時間になってようやく風速が6mくらいに落ち着いて来ました。ふぅ。

前にもお話ししましたが、この冬はスタートから一気にたくさんの雪が降り、積もった量も多かったので、いつもの冬なら道の両側に無数に立っているススキの姿がほとんど見えません。

釉薬の材料にするにはそれなりにストックはあるのですが、「でもやっぱり、少しでも採れたらいいのにな。」と思っていたのです。

じゃ、雪が溶けたら・・春になってから採ればいいんじゃない？って思うでしょ？

なぜ今採りたいかと言うと、冬はヘビと虫がいないので危険が少ないからです。

アリに咬まれたり、ブンブンいう虫たちに追い回されたりするのは粘土掘りの時だけでいいかな、って思うのです。

いろいろと残念な冬ですが、風の強い日が続いたおかげで思いがけないプレゼントがありました。

坂の上の方から、どこかで風に折られたススキが飛んで来て、お店のまわりや玄関先に大量に吹きだまっていたのです。

先ほど拾い集めに行ってまいりました。

これで3分の1くらい。

全部でざっと500本くらいあるのではと思います。

はさみもスノーシューも使わず、ほんの20分ほどで集めることができました。わ～い。

いいことばかりではないけれど、

悪いことばかりでもない。

今週も何かいいことが起こりますように。

あなたにも、

私にも。