≪おさんぽスケッチ≫にじいろアトリエ.水彩&色鉛筆イラスト スケッチ

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プシュケ

2006-03-29 | 食べ物スケッチ
誕生日が、わたしと一日違いのママ友達がいる。
もちろん、同い年。

知ったときには、なんか、感激した。
それ以来、その友人と毎年二人で、お誕生日のお祝いをする。

今回は、もう一人のママ友達も参加。
そして、こども達も大きくなってきたし、
「これからは一緒に『旅』でもしよう。」ということに。

もう一人、マタニティー教室から一緒で、20年来のママ友達と、合計4人で。
毎月一定額を積み立てて。

そこで、一人の友人が「銀行口座を、作るから、その4人のグループの名称を作りましょ!」


そうだ、ギリシャ神話の「プシュケ」がいい!!
「プシュケ」とは、美のビーナス「アフロディティ」も、嫉妬するくらいの絶世の美女で、人間の女性。

「プシュケ」は、「アフロディティ」の嫉妬のため、受難、困難を受けるが、
最後には「エロス」(別名キューピット??)と、結ばれる。

試練を乗り越え、人間として初めて生きながらに冥界の川を渡り、
そして、神様となった美貌の女性。

そんな話を、友人達にしたら、一発で名前は、決まった。


「プシュケ」、その言葉を、わたしが、どこで見つけたのか。

わたしの実父が、アルツハイマーであることは、ここにも書いた。
「プシュケ」、それは、その父が、近い将来入るであろう、
老人施設のお便りの名称である。

その施設の象徴になっている。

わたしが、色々な人に出会い、楽しいことを分かち合えるのも、
父がいて、この世界に、わたしを、送り出してくれたから。
そして、父が、わたしを、大切に育ててくれたからこそ、
今のわたしが、いる。

それを、これからも、忘れたくないと思った。

『プシュケ』

それは、ギリシャ語で、
「心」「不滅の霊魂」という意味である。



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