このブログを通じて、お友達になって頂いた方の
叔父様が、画家さんで、個展を開催なさっているというので行って来ました。
軽澤直雄さんという、つくば市に在住の水彩画家さんです。
お年は、70歳中ごろ。
20代に先生について絵を習って頑張られていたのですが、
家業を継ぐため、絵筆を捨てて、20年。
そして、また再開なさったという経歴の持ち主です。
そんなご苦労が、絵に表れているように思えました。
穏やかな、心が和む水彩画でした。
紆余曲折、色々乗り越えてこそ、この穏やかな平和な
人の心を打つ絵が描けるのですね。
今は、絵のファンが沢山できて、絵を描いては色々な方に引き取られ、
その方々のお家で、人々の心を癒すという役目をしているのですね。
友人がポツリと。
「東京で、個展をやったなら、もっと高く売れると思うのですよ。
でもね、叔父は、『いいんだ。』って。」
わたしも、確かに、一桁くらい違うお値段がつくと思いました。
でも、その叔父様の『いいんだ。』という心が、
人の心を打つのかもしれないと思いました。
「無欲」「無心」
ただただ、『描きたい』
そんな境地にわたしもなりたいものです。