昨年の11月からスケッチ教室に通い始めたので、ちょうど1年になります。
始めた頃の絵のほうが、いいなぁ、と、最近。
なぜなのか、ずっと考えておりました。
その一つは、構図。
始めは、何を描いたらいいか分らず、小物一品を描いたりしていました。
画面の真ん中に一個、ドーンと。
でも、そればかりじゃ面白くないので、色々と。
そうすると、何を一番描きたいのか、分らない絵になってきました。
そういう時期をずっと過ごしていて、最近消化不良。
グダグダ連れ合いに話していましたら、
「『日の丸構図』で、いったらいいのじゃない?」
初めて聞く言葉でした。
連れ合いは、絵は全く描きません。
でも、写真については、ちょっと興味がある人です。
「写真の取り方もさ、絵の描き方も、同じじゃない?
昔から一番テーマにしたいものを、ドーンと中心に置いて、
その他のものは、それの脇役、引き立て役。
それを『日の丸構図』っていうんだよ。」
なんか、ちょっと一つヒントをもらえた気がしました。
今日、近くの民族資料館で著名な日本画家の個展を見たのを思い出しました。
そうそう、そうなっていた!
個展を見た後、資料館の前に、古い建物が移築してあり、
その前に、古い乳母車があったので、描きました。
この絵も、主役は「乳母車」なので、
上三分の一は、いらないと気が付きました。
なんでもかんでも入れたくなるのですが、
そのせいで返って可笑しな絵になっています。
それで、今回、乳母車だけ色を塗ってみました。
失敗も、成功の元!
ム、、ムム。
めげないわたしです。