「沖縄は実験場か」オスプレイ撤去要求
2013年1月23日 沖縄タイムス
米軍普天間飛行場に配備された垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの配備撤回を求める那覇市民大会が22日、那覇市民会館で開かれた。市民ら約1300人(主催者発表)が集まり、「沖縄をオスプレイの実験場としか考えていない」などとして、日米両政府に速やかな配備撤回を求める大会決議案を採択した。大会共同代表の翁長雄志那覇市長は県内41市町村長らが上京する27、28日の「東京行動」に向けて「こころを一つに」と呼び掛け、県民の意思を訴えると決意した。 米軍普天間飛行場に配備されたオスプレイの撤回を求める那覇市民大会で、気勢を上げる参加者=22日夕、那覇市
翁長市長ほか永山盛廣市議会議長、銘苅春雄・市協働によるまちづくり推進協議会会長、新成人代表で琉球大1年の名護翔哉さんらが登壇。翁長市長は、県民大会に10万人余が結集したにもかかわらず強行配備した日米両政府を厳しく批判。「もう基地で飯を食べる時代ではない」と、基地の存在が県経済をも阻害していると強調した。
永山議長は、日米合意に反する飛行実態について「市民、県民を愚弄(ぐろう)し決して見逃せない」と強く批判。市民の安全な日常生活を取り戻そうと「不退転の決意」を示した。
銘苅会長は「美しい日本」を掲げる安倍晋三首相に対し「沖縄をあなたの目指す美しい日本に加えて」と要求。名護さんは「飛行実態は日米合意と全く違う。やりたい放題で許せない」と怒りの声を上げた。
日米両政府は垂直離着陸(ヘリ)モードでの飛行を運用上必要な場合を除き、米軍施設・区域内に限定することで合意していたが、那覇市上空ではヘリモードなどでの飛行が常態化している。
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*安倍氏だけではなく、自民、民主の歴代政権にとっては米軍基地のための沖縄。そして日本人の多く(沖縄の人の一部も)が沖縄の経済は基地がなくては成り立たないとの宣伝にのせられている。。オスプレイ配備を容認し、美しい日本の領土が失われた東京電力第一原発事故がなかったかように増設を進めようとている、安倍さん、あなただけには言ってほしくないよ。(普)