今日は65回目の終戦記念日、私が生まれる二年前の8月15日に終戦の日をむかえた。広島、長崎の原爆投下から一週間の時間が流れての終戦である、この投下からの一週間でも多くの戦死者が出だのであろう…。戦争を知らない子供達が、もう65歳にもなってしまった。過日ラジオの番組で[永遠の0]百田尚樹著の本を紹介していた、早速長編の文庫本を買い求め、盆休みを利用し一気に読んでみた。姉弟の兄弟が母親の父、祖父の真珠湾攻撃から終戦までの生き様を、生存している祖父の戦友達からの聞き取りを通じ、その生存者の戦争体験に加え祖父の戦争に対する思い、生きる意義、命の大切さ、家族に対する思いを生存者を通じ切々と語りかける本であった。感動的な最後の締めくくりは拭いても拭いても涙が流れてるのを禁じえなかった!65年という節目にあたり、改めて戦争の悲惨さを色あせることなく次代に語り継いでいかなければならないことを肝に命じなければならないと思った本でもあった。一読をお勧めしたい本でもある。