私のひとり言

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団塊の世代

2010-11-17 21:46:42 | Weblog
「戦後、子供の出生数は、昭和22年(1947年)以降、六年連続で年間二百万人
をこえたが、このうちとくに出生率の高かった昭和22年から昭和24年までに
生まれた世代を、団塊の世代といっている」

この世代のライフヒストリーとして次のようにいわれている。
「高度経済成長期の後期に就職、直後にオイルショックと狂乱物価に遭遇、
同年代入社数が多く、競争は激しかったが、日本経済の発展とともに、
企業戦士としておおむね順調な生活を送る。
40歳前後の働き盛りの時期にいわゆるバブルを経験。
バブル崩壊後は企業の人件費削減のターゲットとなり、50代になるとともに
本格化した職場のIT化に苦戦する」

「小、中、高校時代はすし詰めの仮設教室、受験戦争をくぐり抜けた大学では、
大学紛争を経験、高度成長期を経た豊かな時代に結婚(恋愛結婚が増加、
専業主婦が一般的)家族形成期には消費を牽引、3Cなど耐久消費需要を生む
(ニューファミリー)バブル前後にマイホーム取得、バブル崩壊後は
住宅ローン返済の重圧と、子供の教育費負担に苦しむ」

「この世代は、平成19年には58歳から60歳に達し、全部で七百万人弱、
総人口の5パーセント強を占めている」