私のひとり言

出来事、出会いなど気の向くままに!

ボランティア

2014-04-29 20:54:08 | Weblog
M君という長崎から来た学生時代の友人と、山口県から来たシンガーソングライターのJさん、二人のボランティア活動を
4日間手伝ってきました。
26日は宮城県名取市美田園の仮設住宅、27日は宮城県亘理町の仮設住宅、28日は福島県南相馬市鹿島区の仮設住宅
29日は福島県相馬市大野台の仮設住宅での懐かしい歌のCDコンサートとJ氏の作詞作曲の ライブコンサートでした。
各会場30人~50人位のお爺さんお婆さんが中心で、CDに合わせて懐メロを歌い、約二時間弱の活動でした。
最初はつまらなそうに歌っておりますが徐々に各々乗ってきて、Jさんのライブの時は歌の合間の関西弁にも魅せられて
笑いあり涙ありの会場になりました、最後にお楽しみ会と称して、持参していった盛りだくさんの景品を抽選で皆さんに分け
与え喜んでいただきお開きとなります。
宮城県名取亘理の被災者の復旧復興は徐々にではありますが進んでおり、仮設住宅の 三割の方は新天地で生活に入っている
ようでしたが、やはり福島県の原発事故関連の方々は悲惨です。今度行った南相馬市鹿島区の仮設の代表の方も言っておられ
ましたが、誰もまだ越して行った人はいないとのことでした。この鹿島区には南相馬市の小高区の方々が移り住んでおりまして
なんと偶然にも昔私がお世話になった方が三人もおり、懐かしさのあまり涙を流しながら肩を抱き合い再開しました。
狭い仮設住宅にお邪魔し、お茶を頂きながら昔話に花を咲かせ近いうちまた来ますと言って帰ってきました。
相馬市大野台には飯館の方々の仮設住宅で、除染が一向に進んでおらず、先が全然見えない、若い家族と離ればなれになり
この先どうなるの見当もつかないと話しておりました。三年経過した今、最低でもこの仮設住宅にあと三年は留まることに
なるだろうとこの仮設の会長さんは話しておりました。
安倍晋三「何やってんだ!」と言いたい気持ちと、まだまだ大震災は終わっていないことを全国のみなさんに知らせる
必要があることを思い知らされながら帰ってきました。
近くにいても何もできずにいる我々に比べ、遠くからわざわざ来てボランティア活動に精を出してくれる方々に頭が下がる
思いでいっぱいの4日間でした。