お寺の報恩講法要2日目に行って来ました。 野世真隆師の話は 五濁(ごじょく)についてでした。 中に詐欺電話の話、 受刑者への教誨活動など、興味深い内容が含まれていました。 濁(じょく)とは濁(にご)り、穢(けが)れのこと。 五つの穢れとは、劫濁(こうじょく)、見濁(けんじょく)、煩悩濁(ぼんのうじょく)、衆生濁(しゅじょうじょく)、命濁(みょうじょく)をいいます。 きのう、野世真隆師が 身内の弔い方について だんだん軽くなってきていると少々 嘆き気味に話されていました。 弔いの簡素化で直葬の事例がある、また告別式のお経で 初七日に加えて満中陰のお勤めも同時に済ませるような事例が出て来たと。 これを世の流れと見るか、嘆かわしい風潮と見るか、墓の問題も含めて無宗教で過ごしてきた家族には 費用の事も含めて頭の痛い問題だと思います。 生前葬を勧める僧侶もいますし、今は何でもありの時代なんでしょうか。
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