気ままに花日記

絵手紙を描いたり、季節の移り変わりを写真に撮ったりして老後を楽しんでいます。

一重の山吹

2011-04-18 15:22:03 | 絵手紙
暖かい日が続いていましたが、お天気は下り坂のようです。地面が乾いて草木が雨を欲しがっている感じです。丁度いいお湿りかも知れません。

 
 七重八重 花は咲けども山吹の 実の一つだになきぞ悲しき

江戸城を築いた大田道灌が旅に出て、急に雨になり民家に蓑笠を借りようとしたら山吹の枝を差し出されました。民家には貸す蓑も笠もない貧しい家だったのです。

 蓑と実をかけて詠んだと聞いたことがあります。
そんなことを聞いたとき山吹には実がならないいんだと知りました。じゃあ一重はどうなんだろうと単純な私は思ったのです。
コメント (4)
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