サイケデリック・ペンタトニック!?

カリメロレコード(架空)の店主の何でもござれの日々の音楽コラム

マイルスを聴け!Version7

2008年03月03日 20時52分07秒 | 洋楽
ついに買ってしまいました。中山康樹氏の「マイルスを聴け!」

買ったあとに気付いたんですが、どうやら2年ごとに改定版が発売しているらしく、
この「Version7」の発売は2006年。順当に行けばまた今年、新装改定版が発売されるわけですね・・・

でも良いんです!今この興味のある感じを埋めてくれるのはこの本しかない!
発売まで待てない!と納得しております。

この本は、公式盤/海賊盤を含めマイルスのアルバムを全473枚も解説した内容で、
どうやらこのVersion7の大幅加筆修正で全キャリアを網羅したことになったようです。

文庫本のサイズながらページ数が1000頁近く半端ない厚さとなってます(笑)

この本を片手にあれやこれやと日付や参加メンバーを調べたり、
音源を聞き比べるのがなんと楽しいこと!
マニアックな行為と揶揄されようとも一向に構いません!
こういう時が至福の時だったりするんです。

思えばツェッペリンも音源研究本が出ていたりして、
同じようにどの日付がいいだの演奏がどうだのと比べていたので、
もともとそういう地味な感じのが好きなのかも知れません。

確かに一枚で消えたバンドも良いんですが、
それよりもこの私の好きなバンドはこの公式に残したアルバム以外に、
ライブやスタジオではどういう音を出していたのかが非常に気になってしまうんです。
特にライブは、バンドの本当の姿を映すものと思っているので、
知らないバンドを買うときもライブ盤から買うときさえあります。

そんなこんなでマイルス・デイビスですが、
1940年代から1990年代までのそのキャリアは長く、
そのライブの数も半端でない数に上るわけです。
行き着くべくして、行き着いたわけですね(笑)

今は興味がある1969年から1970年代を集中して読んでますが、
この時期はアコースティックから電化に移っていく時期で、
その表現方法がジャズの枠から大きくはみ出した時期。
それだけに日々変化によみ、それこそ同じ演奏は全くなし。

この本を手に何枚か入手しましたが、これでさらにマイルスにのめりこむこと間違いなし!

Version8が出たときは、速攻に買っちゃうことも間違いなしです!

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