サイケデリック・ペンタトニック!?

カリメロレコード(架空)の店主の何でもござれの日々の音楽コラム

浜村美智子の「バナナボート」

2007年02月28日 20時31分45秒 | 邦楽
昨日久々に西新宿のとあるジャズレコード屋に寄ったら、
売ってました、浜村美智子の「バナナボート」の7inchが。

このジャケット持ってはいなくても、知ってる方は多いのではないのでしょうか?

一時はとある本で万級のシングルとしても扱われた7inchで、
万級とは言わないまでも、まだまだ価値はあるんではないでしょうか?

それが400円(!)で売ってました!!!

即買いです!

盤面をチェックせずに買ったので、後ほどチェックしたところ、
相当キズが多かったですが、音には影響ありませんでした。

これで400円はおつりがきますね。

内容は言わずもがな。浜村美智子のハスキーな歌声がイカしてるカバーソング。

またレコード掘りに意欲がわいた一日でした。

アトミックルースターの秘蔵音源

2007年02月26日 20時46分54秒 | 邦楽
コロシアムの来日公演の興奮も覚めあらぬ毎日ですが、
コロシアム番外編?としてこのCDのご紹介を。

コロシアムに参加した後にボーカルのクリス・ファーローが参加したバンドが
このアトミックルースター。

元々エマーソン・レイク&パーマーのドラマーであるカール・パーマーが
在籍していたこともあるブリティッシュ・ロックの雄である。

そのアトミックルースターは、ヴィンセント・クレインというオルガニストの
バンドでこの時代には珍しくベースがいないバンド(オルガンで兼用)。
しかしベースがいないといってもとにかく曲調がおどろおどろしく、
そしてオルガンソロ、ギターソロもえぐくて、超ハード。
ブリティッシュ・ハード好きは絶対に聞くべきバンドの一つ。
(近年ようやく国内盤で紙ジャケ化されました!)

そのバンドにクリスが加入したときのライブ音源がこのCDで、
何と日本人の当時のレコード会社の人が資料用に録音していたものが流出したらしいです。
(最近この日本人の流出が多いらしいのですが、大丈夫なんでしょうか?・・・)

音質は何と驚くべき程の高音質で、オーディエンスの部類でも上々なもの。
そして内容も最高で3rdまでのアルバムから各2曲づつ演奏という曲目も最高ながら、
各人のソロの技量もすさまじくブリティッシュ好きとしては何とも嬉しい限り!
しかもあのクリス・ファーローの濁声とも違う味のある声を披露してます!

特典盤で1979年のマーキーでのクリス・ファーローのソロライブも付いてきました。
こちらもオススメです。

1. Introduction 2. Breakthrough 3. Stand By Me 4. People You Can't Trust
5. A Spoonful Of Bromide Helps The Pulse Rate Go Down 6. Devil's Answer 7. Gershatzer

HARROW FESTIVAL 1972
Live at Wealdstone Football Club, Harrow, Northwest London, UK
15th July 1972

Vincent Crane - Keyboards
Chris Farlowe - Vocal
Steve Bolton - Guitar
Rick Parnell - Drums


長見順&吾妻光良の素敵な7inch!!!

2007年02月23日 19時09分05秒 | 邦楽
今までありそうでなかった奇跡の(?)コラボ7inchが遂に発売!!!

長見順と吾妻光良による『ギターおやじ ピアノおばさん』

いやぁいいですね、7inchっていうところがまたそそります。
さらに500枚限定って言われちゃうと買わざるを得ないでしょう!

もうP-VINEには在庫ないみたいですね。
店頭で見かけたら迷わずゲットすることをオススメします!

P-VINEのページはこちら。

内容は想像通りというか想像を超えて、
面白おかしくスウィングしてます!
さすがこの二人にしか出来ない内容です!

最近吾妻光良とスウィンギン・バッパーズの1stのLPレコードが
一万円以上もすることを知ってショック。
でも是非ともアナログで欲しくなるジャケといい内容ですよね。

白熱のコロシアム初来日公演!!!

2007年02月20日 17時52分50秒 | 洋楽
2/18、待望のコロシアムの初来日公演に行ってきました!

詳しくは追加で徐々にアップしていこうと思いますが、
もう最初から最後までドキドキしっぱなしの最高のライブでした!
久々に十代のドキドキ感みたいなのを思い出しました。

若干バーバラ・トンプソン(ジョン・ハイズマンの奥さん)のサックスが
弱い印象がありましたが、その分クレム・クレムソンのギターが凄いことになっていて、
あの引きまくり具合に私の心も相当踊りました!

あの大曲「バレンタイン組曲」の再現や、
途中クリームの「サンシャイン・オブ・ユア・ラブ」「スプーンフル」、
ツェッペリン版の「Babe I'm gonna leave you」を絶妙に織り込んだ曲など、
いずれも長くなりがちな曲を見事な構成で飽きることなく、
それよりも「この先どうなるんだろう???」というワクワク感が
終始支配しっぱなしの素晴らしいライブでした!!!

確かにメンバー全員歳をとっているので、「ちょっとテンポが遅いな」と
いう感じが一部ありましたが、それよりも技巧で勝っている部分が大きかったように思います。

一番驚いたのが、アンコールで出てきたジョン・ハイズマンのドラムソロ!
60年代の初期からブリティッシュ・ジャズ/R&Bシーンで活躍してきた
このおじさんは一体いくつになるんだろうか?という歳(見事にはげてました)でしたが、
それでも有り得ない位にメロディアスなドラムソロで、すっかり目を奪われてしまいました。
同じ時代のジンジャー・ベイカーの再結成クリームでのドラムソロよりも
数百倍良かったです、本当に。

終演後はサイン会に参加。
あの正しくレジェンド達にサインと握手をしてもらって、
本当に興奮して夢心地の中、帰宅の途に着きました。

今回は駆け足でレポートを。
徐々に曲目何かをアップ出来ればと思ってます。

何度も言いますが、本当に最高でした!


エリック・クラプトンの公式ブログ!!!

2007年02月07日 17時46分13秒 | 洋楽
(↑こんな顔でパソコンとにらめっこしてるんでしょうか?)

さて怒涛の来日公演の興奮も冷めない日が続いておりますが、
エリック・クラプトンの公式BLOGをご紹介します!

http://blog.honeyee.com/eric/

アーティストや芸能人でもブログをする人が多くなってきた世の中ですが、
あのクラプトン御大までもがブログをする日が来ようとはよもや思いませんでした。

このブログ、主に写真(カメラが好きのクラプトン自身が撮ったものと思われます)に、
一言コメントを載せるだけの簡素なものですが、
中にはこんな写真と一言も。

L1000163-thumb.jpg
「ここが世界中で一番好きなレストラン
 (My favourite restaurant in the whole world)」

良いですね。

クリームの頃のしかめ面に比べると想像も出来ないほど、
随分と丸くなりました(体型も含めて・笑)。
そんなクラプトンを見て思わず微笑んでしまいます。
でもこの世の中の最新のものに上手く対応してしまうあたりが、
ロック史上でも一番のギタリストとして何十年もやってこれた
秘訣なのかなとも思ってしまいます。

いずれにしてもファンは必見のブログになりそうですね。

そしてこのお気に入りのレストランがどこなのかも凄く気になります。
高いんだろうナァとは思いますが、ファンとしては行って見たい!

ご存知の方がいらっしゃいましたら、是非教えて下さい!

ザ・フーの映画『さらば青春の光』のスペシャル・エディション

2007年02月02日 18時21分04秒 | 洋楽
私の人生を決定付けたと言っても過言ではない映画『さらば青春の光』。

高校生当時、オアシスやブラー、ブルートーンズ、オーシャン・カラー・シーンといったネオ・ネオ・モッズ(確かに当時言ってました、ブリット・ポップより前の話)の台頭とともに、ザ・フーやスモール・フェイセス、ジャムやシークレット・アフェアーなどのオリジナル・モッズ、ネオ・モッズを見直す動きの中で紹介された一本で、ザ・フーの『四重人格』を元に作られた映画である。

最近スペシャル・エディションと銘打ち、メイキングの模様を収めたDVDが付いた
2枚組みの仕様で発売されているということを知り、即座に購入し、久々に見ました!

いやぁ、最高っす!

高校時代それこそ何回見たか分かりません。
当時のイギリスのモッズのファッションを盗むために、
登場人物一人一人を良く見てました。みんな凄くイカしてる。
それに主人公のちょっと肩を振って歩く歩き方なんかにも影響を受けて、
高校の頃はそうやって歩いてた。

なんか懐かしい感じが甦ってきて、センチメンタルな気分になってしまった。

内容も当時も良く見ていたと思うんだけど、その後大学生や社会人になって、
色々な人生の機微を知るに付け、より主人公のせつなさ、やり場のない気持ちが
分かりさらに切なくなってしまった。こんなにジミーって切なかったのか。

20代も後半になったのに、青春のもやもや感も甦り、さらにセンチな気分に。

さてスペシャル・エディションの内容は、
劇中にモザイクがかかっていたお風呂のシーンが、モザイクが取れている。
(ジミーのあそこも丸見え・笑)

さらに特典盤で、主人公の「ジミー」役が当初はピストルズのジョニー・ロットンでリハまで行っただの、エース役のスティングは踊りが下手だった(実は踊ってるシーンも下半身が写っていない!)だの、スティングはスクーターが乗れなかっただの、よもやま話が満載!『さらば青春の光』好きは絶対に見た方が良いですよ!

このスペシャル・エディション、2枚組みで¥2,480でお値段も良心的です。

さらに特典盤要らないという方は、確か一枚で\980でも販売していたと思うので、
是非未見の方は見てみて下さい!

モッズ最高です!

あ、ちなみに3月にザ・コレクターズの前進バンドの「ザ・バイク」の当時の音源(しかもCD+DVD!)やストライクスのアルバムにボーナストラック満載ものも発売されるようですよ!モッズ・ファン要チェックです!