サイケデリック・ペンタトニック!?

カリメロレコード(架空)の店主の何でもござれの日々の音楽コラム

元気になるための映像

2010年03月29日 00時35分30秒 | 洋楽



今月は久々に毎日記事を書こう!と思って頑張ってましたが、
月半ばにウィルス性胃腸炎に家族全員で罹ってしまい、断念。

そして先日は足をくじいてしまい、激痛で引きずって歩く・・・
ということもあり、元気なかったんですが。

こういう映像をみると否が応でも元気になりますね!

中山康樹・著「マイルスの夏、1969」

2010年03月17日 00時33分48秒 | 洋楽
中山康樹さんの新刊(といっても1月だけど)本日読了。

すごく読みやすい上に興味深い話もあり、
あっという間に読み終わりました。

1969年に録音した「イン・ア・サイレント・ウェイ」と「ビチェズ・ブリュー」に
焦点を当てた本著はそれにいたる道程を色んな角度から迫ったもの。

「ビッチェズ・ブリュー」の名前の由来や
どのようにエレクトリック化していったのか?や
マイルス・ディビスとジミ・ヘンドリックスの幻のセッションの話など。

特にマイルスとジミの話はマイルス・ファンのみならずロック・ファンも必読。

「イン・ア・サイレント・ウェイ」
「ビチェズ・ブリュー」と
ジミヘンの「エレクトリック・レディランド」をサントラに読めば
さらに面白くなること間違いなしです。

というか読んでると必ず聞きたくなってきます!

さくっと読めるのでオススメです!

HERBIE HANCOCK 他 / HEAR, O ISRAEL

2010年03月16日 00時00分50秒 | 洋楽
エレクトリックなハービーを聞いていたら、
アコースティックも聞きたくなって久々に棚から取り出す。

「HEAR, O ISRAEL : A PRAYER CEREMONY IN JAZZ」

1968年のレアな発掘音源。

2008年に発掘/発売された時は話題になったようですが、
私が購入したのは2009年。

まず面子がすごい!
↓↓↓↓
HERBIE HANCOCK(p)
JEROME RICHARDSON(fl,ts,as)
JONATHAN KLEIN(frh)
THAD JONES(tp)
RON CARTER(b)
GRADY TATE(ds)
RABBI DAVID DAVIS(reader) etc

ハービーを中心にサド・ジョーンズやロン・カーターが。

そして曲!
↓↓↓
1.BLESSING OVER THE CANDLES
2.MATOUV-BOR-CHU
3.SH'MA
4.MICHO MOCHO
5.SANCTIFICATION
6.MAY THE WORDS OF MY MOUTH
7.KIDDUSH
8.TORAH SERVICE-ADORATION
9.FINAL AMEN

そう、このアルバムは教会音楽をジャズ奏者がプレイしたもの。
途中牧師による説教も聞くことが出来ます。

これを聞くととても鳥肌が立つというか、とてもスピリチュアルな感じがします。
ジャズなんだけど、そこにコーラス(聖歌隊?)がかぶさります。
そのコーラスが聞いたことがない言葉で、それがすごく良い意味での違和感、
スピリチュアルさをかもし出してます。ある意味サイケ。

これ、度々棚から取り出して無性に聞きたくなるんです。

一曲youtubeに音源があがってました!
是非聞いてください!


Herbie Hancock / Head Hunters

2010年03月15日 23時20分43秒 | 洋楽
1973年のジャズ・ファンク名盤!

今まで聞かなかったのが後悔するくらい!
(最近こんなのばっか!)

ファンクっていうのが今までネックになってたかも。
でもこれ、ジャズ・ファンクというか完全にファンクですね。
格好良い!

やはりハービー・ハンコックというと「Cantaloupe Island」に代表されるような
60年代のアコースティック・ピアノが有名で私も好きなんですが、
マイルス・ディビスの元でエレクトリック・ピアノを弾くようになり、
というかいきなり「弾け!」と言われ(この辺の経緯はマイルス・ディビスのDVDに詳しい)、
弾き始めたエレクトリックな機材ですが、1973年には完全に自分のものとして使いこなしている!
やはり才能がある人はなんでも出来てしまうものなのか!

一曲目のベースラインからファンキーで続々しちゃいます!
二曲目は自身の代表曲のジャズ・ファンク・アレンジ!
自分の曲を解体してジャズ・ファンクとして再構築するというのはなかなか出来ないもの。

三曲目のその名も「Sly」はスライ&ザ・ファミリー・ストーンからの影響で付けられた曲名。
自分の中でこの「Sly」はベスト・トラック!
とにかく16ビートの中でガンガンとソロの繰り広げられていて圧巻の出来!

最後はスロー・テンポでしっとりと締めます。このエレピ最高にメロウ!

今聞くと、当然色んな音があふれた現代なのでそこまで新しくは感じませんが、
当時の人はハービーどうしちゃったの?君もそっちにいっちゃうの?
ときっと散々言われたであろうことは想像に難くない。

でもその後もアコースティック路線でもエレクトリック路線でも活躍を続けていて、
正に自身が「カメレオン」状態なハービー。

私はどちらも好きです!
というかスタイルやジャンルでしか音楽を評価/判断出来ない人にはなりたくない!

Herbie Hancock:electric piano, clavinet, synthesizer
Bennie Maupin:soprano & tener saxophone, saxello, bass clarinet, alto flute
Paul Jackson:electric bass
Harvey Mason :drums
Bill Summers:percussions

1. Chameleon
2. Watermelon Man
3. Sly
4. Vein Melter

当時の映像!アルバム一曲目の「Chameleon」!!!
ライティングのキラキラした感じが当時を偲ばせます!
アフロ格好良いナァ!


Don Rendell Ian Carr Quintetの未発表LIVE音源!

2010年03月14日 22時46分57秒 | 洋楽
Don Rendell Ian Carr Quintetの未発表LIVE音源!
「Live at the Union 1966」遂に発売!

いやー、まだあるんですね。こういうすごい音源が。
ブリティッシュ・ジャズの最高峰グループによる未発表LIVE音源。

1966年といえば『DUSK FIRE』発表の年。
このLIVE音源ではメンバーのMCが聞くことができて、
「DUSK FIRE」がどうのこうのというようなことが聞けますが、
残念ながらそのLIVE TAKEはなし。残念!
おそらくLIVE自体ももっと長いのではないか?と推測されますが、
こうして一部でも日の目にみたことは嬉しい限り。

やはり「Ursula」のこのグループによるバージョンが聞けることが目玉でしょう!

MEMBER
DON RENDELL:Sax
Ian Carr:Trumpet
Michael garrick:Piano
Dave Green:Bass(Track1&2)
Tony Reeves:Bass(Track3-6)
Trevor Tomkins:Drums

Tracks
1.On 6:30
2.Ursula 10:55
3.Trane’s Mood 15:15
4.Webster’s Mood 16:48
5.Carolling 5:39
6.Hot Rod 14:55

LED ZEPPELIN / BERKELEY FIRST NIGHT

2010年03月13日 23時50分03秒 | LED ZEPPELIN
1971年9月13日のバークレイの初日が久々の音盤化。


私が所有しているのは「Magnificent」レーベルの「california stampede」

これと比べると非常に聞きやすいです。

細かいカットなどはチェックしてませんが、
magnificent盤が音圧をあげた非常に聞き辛いイコライジングだとしたら、
音圧は低いですが、その分他のパートもしっかりと聞き取れ、聞きやすくなってます。
ジェネレーションのことはよく分かりませんが、ナチュラルで聞きやすいです。

ブート界では大名盤の9/14のバークレイ二日目がとにかく有名と音も内容も良いですが、
こちらの初日も音質では負けますが、プレイに関しては負けず劣らずの熱演です。
正直magnificent盤をあんまり聞いてませんでしたが、
今回のタイトルを聞いてみるとその良さが良く分かります!

とにかく1971年の8月~9月のLIVEはどれも素晴らしい内容なんですが、
「Immigrant Song~Heartbreaker」からして、
いつもよりソロが長いんでない?というほどジミーは弾きまくり!

一番最後の「Communication Breakdown」に関しては、
途中のギターソロで、歌パートに戻るところで戻らず弾きまくったあげく、
構成がめちゃくちゃになりかけたところを強引に歌パートに戻る!
(あの状態から戻れるというのもバンド自体が非常にのっていた証拠だと思います)
さらにはパーシーも「Gallows Pole」を強引に歌詞に盛り込むといった荒業も!

音質悪いのですっかりと見逃してましたが、
バークレイ初日もあなどりがたし!でした!

(以下メーカーインフォより転載)
1971年8月19日から始まった通算7回目となる北米ツアーより、9月13日バークレー公演初日を、オーディエンス録音で収録。「Going To California」の前日に当たる今回の公演ですが、90年代中頃よりパッケージ化された物が数タイトルありますが、その殆どがバンド・サウンド、ヴォーカルのクリアさ等あらゆる面においてエッジの効いていない輪郭のぼやけた音質でした。マスターは、米カリフォルニア州オークランド在住でグレイトフルデッドをメインに様々なバンドを録音した名テーパー(ボブ・メンケ氏)がSony製のハンディタイプのレコーダーで録音した120分カセットテープ2本(実際2本目は片面のみの使用)になりますが、(当初、前方で録音しようとしていたメンケ氏はzeppelinの出音の大きさに驚き、このままでは歪んでしまうと判断した為、遥々と劇場の後ろまで下がって録音をし「あまり良い録音が出来なかった・・・」という事で通常のテープ・トレードは行わず、僅かなコピーを数人の友人に配っただけでした)既発の殆どはそのマスターをコピーした4thGENを使用していた為、とにかく昔からこの日の音源の特徴としてリズムの要であるスネアの音がほとんど聴き取れないというかなり劣悪なものでした。今回の音源はマスター・カセットが元になっており(この音源がマスターよりデジタル化されたのは今回が初めてです)もともとの録音が厳しいとは言え、DCオフセット修正、バック(オーディエンス)のノイズ補正、曲によって全く異なるピッチのずれの調整etc...理想的なトリートメントが完璧に施されており、間違いなく過去最高の音質に仕上がっています。Immigrant Songスタート前の、ボンゾのスネア音一発で、その音質の違いをリアルに実感できるでしょう。(Dazed And Confused~Stairway To Heaven、Moby Dick~Whole Lotta Love、Whole Lotta Love~Communication Breakdown曲間でのカット・ポイントは、既発と同じです)セット・リスト的には来日公演に比べ、かなりシェイプされた内容(約135分)ではありますが、3日マジソン公演等でもわかるように、絶頂期だけあり、言うまでもなく4人が繰り広げる神懸り的なプレイの数々は全てが聴きどころになっています。まさにファン必携のアイテムが、海外より2OO枚限定プレスCDにてリリース決定です。

Disc 1
1. Immigrant Song
2. Heartbreaker
3. Since I've Been Loving You
4. Black Dog
5. Dazed And Confused
6. Stairway To Heaven
7. Celebration Day

Disc 2
1. That's The Way
2. Going To California
3. What Is And What Should Never Be
4. Moby Dick
5. Whole Lotta Love
6. Communication Breakdown

John Mayall & The Bluesbreakersのミック在籍時のLIVE音源

2010年03月12日 23時29分43秒 | 邦楽
John Mayall & The Bluesbreakersの「It's My Own Fault」。
Mick Taylor在籍時の1968年のフィルモアでのサウンドボード音源。

今まで聞きたいなーとは思ってましたが、値段と優先順位の問題から
後回しになってましたが、BFで1,000円だったので、えいや!と遂に購入。

いや~でもこれ本当素晴らしいです!
1,000円だったら迷わず買えよ!という一枚。

1968年2月9日(9月2日?)のフィルモア・オーディトリアムでのLIVE。

Set List
1.Dust My Broom
2.So Many Roads
3.I Can't Sleep
4.It's My Own Fault Baby
5.Soul Of A Shout Fat Man

Member
John Mayall:Vocals,Guitar,Harmonica,Keybard
Mick Taylor:Guitar
Keith Tillman:Bass
Chris Mercer:Tenor Sax,Organ
Dick Heckstall-Smith:Alto and Tenor Sax
Keef Hartley:Drums

どちらかというとアップテンポの曲よりスロウ・ブルースの方がしっくりきます。
というか、2曲目のオーティス・ラッシュの「So Many Roads」で決まり!
泣きのブルース・ギター/チョーキング炸裂です!

ブルースブレイカーズでは、前任のPeter Greenの在籍時の「A Hard Road」で
既に披露済み(コチラも必聴!)ですが、このライブでは約12分に渡って
ミック・テイラーの泣きもギターを聴くことが出来ます!これは心揺さぶられます!

他にも後にコロシアムを結成するDick Heckstall-SmithやKeef Hartley Bandを結成する
Keef Hartleyが在籍しているというのも、ブリテッシュ・ファンには見逃せません。

5曲で44分のLIVE。オススメです。

しかしもっとこれに次ぐようなクラプトン在籍時、
ピーター・グリーン在籍時のライブ音源は出てこないものか。

絶対買います!

youtubeを調べたらレア映像発見!ミック・テイラー若い!
ジョン・メイオールは・・・変わらないですね(笑)
マイムですが、せめてハーモニカの所は吹く真似くらいしましょうよ!と笑ってしまいました。


大野雄二 / My Little Angel

2010年03月11日 10時15分22秒 | 邦楽
1971年発売の大野雄二のピアノ・トリオもの。
もともとのタイトルは一曲目の「ミスター・ハピゴン」。
でも再発売の時に何故か「マイ・リトル・エンジェル」。
(その経緯は分かりませんが)

大野雄二というと、どちらかというと「ルパン三世」などに代表されるような、
華やかなイメージやサントラ、劇伴のイメージが強いように思われる方もいるかも知れないけど、
元々の出自は「ジャズ」。

60年代の白木秀雄や日野皓正との活動がジャズ・サイドでの活動として比較的知られている。
それでも自身のピアノ・トリオとなるとこれのみかも?
他には笠井紀美子をボーカルに迎えたものと、アン・ヤングをボーカルに迎えたものが有名。
あとはジャズではないけれど、ソニア・ローザとの共演盤も。

その他のアルバムでいうと「コスモス」や「スペース・キッド」、
そして「エレクトロ・キーボード・オーケストラ」など、
時代の最先端をいくディスコ~フュージョン系の音。
これはこれでどれも現在のレア・グルーヴの評価の対象となるような素晴らしい作品。

なので、このピアノ・トリオものは非常に貴重。
特に一曲目と五曲目のオリジナルは秀逸。
カバー曲もリリカルでいて静謐さがただよう出来。

2006年に紙ジャケされて、買い逃してしまってましたが、
ようやく新品で手に入れることが出来ました。

オリジナルのLP「ミスター・ハピゴン」は結構レアだと思います。
それでも探す価値/聞く価値は必ずあるタイトルだと思います。

Member
大野雄二
池田芳夫
岡田和義

SONG LIST
01.Mr.Happy Gon
02.My Foolish Heart
03.Alone Together
04.A Boy On A Dolphin
05.My Little Angel
06.By The Time I Get To Phoenix
07.On Green Dolphin Street
08.My One and Only Love


Club Jazz Digs Lupin The Third

2010年03月10日 23時56分08秒 | 邦楽
「新譜を発売に買う」ということ自体がすごく久々な気がする。

レコード番長こと須永辰緒プロデュースによるルパンもの!

その名も「クラブ・ジャズ・ディグス・ルパン三世」!!!

01. ルパン三世のテーマ/SOIL&"PIMP"SESSIONS
02. 非常線突破/ファブリツィオ・ボッソ~マックス・イオナータ・ クァルテット
03. ルパン三世・愛のテーマ/EGO-WRAPPIN' AND THE GOSSIP OF JAXX
04. ラブ・スコール/ロザリア・デ・ソーザ
05. ルパン三世のテーマ/ファイブ・コーナーズ・クィンテット
06. ルパン三世のテーマ/クリスチャン・プロマーズ・ドラムレッスン
07. スーパーヒーロー/勝手にしやがれ
08. サンバ・テンペラード/ジェラルド・フリジーナ
09. ルパン三世のテーマ/Sunaga t Experience
10. 炎のたからもの/TRI4TH

しかもこのアルバムの先着特典には何と7inchが付くんです!
↓これがそのジャケ!


■Side A
「Theme From Lupin The Third」 Performed by SOIL&"PIMP"SESSIONS
■Side B
「Theme From Lupin The Third」 Performed by THE FIVE CORNERS QUINTET

この7inchが欲しくて発売日に買いに走った次第!
わざわざレジで「まだ残ってますか?」と確認して買いました(笑)

もうなくなってるところも多そうなので、気になった方はお早めに。

内容もものすごく良いいです。
のっけからSOILのノリノリな感じもいいし、
エゴ・ラッピンのしっとりとした感じも良い!

個人的なベストは「TRI4TH」によるモーダルな「炎のたからもの」。

この手のカバーものを倦厭される方も中にはいらっしゃるかも知れませんが、
クラブ・ジャズ好きはもちろんのこと、
ルパンファン、大野雄二ファンが聞いても非常に楽しめると思います。

ジャケがルパンじゃなく、次元てのも憎いです!

オススメ!

で、最近Twitter始めたんですが、
そこで須永さんをフォローしてこのCDの発売に気付いた次第。

Twitter始めてなかったら確実にスルーしていました・・・
情報量が半端でないですが、こういう情報は大歓迎!

ジャック・ブルースの息子!

2010年03月08日 22時42分22秒 | CREAM/ERIC CLAPTON
ジャック・ブルースの息子???いたの?って感じですが、
なんとジャックの息子、マルコム・ブルースが
あの巨漢ギタリスト、レズリー・ウエストとバンドを組んだらしい!

しかも名前が「West Bruce jr and Laing」!!!
ファンなら当然知ってると思いますが、
レズリーとジャックは「West Bruce and Laing」を70年代に組んでました!




元々MOUNTAINのfelix pappalardiとは仲が良かったですし、
そのメンバーのレズリーとコーキー・レイングとバンドを組むのは不思議ではないですが、
レズリーらしい豪快さと繊細さを併せ持つハード・ロックでカッコいいです。
CREAMファン、MOUNTAINファン必聴のバンド。

そのバンドがなんとジャックの息子を迎えて復活!
ツェッペリンの再結成にボンゾの息子を迎えるのと一緒か・・・
いやいやまだジャックは存命な訳で・・・




どうですか?ベースは上手そうですが、あのアクの強い声ではさすがにないですねー。
しかも顔もなんだかもやしっぽいというか(笑)

それよりもレズリー・ウエストが相も変わらず
巨漢で強烈にビブラートが上手く元気にやっていることの方がびっくりかも!


Ginger Baker の70歳のバースデイ・ライブ

2010年03月07日 21時32分05秒 | CREAM/ERIC CLAPTON
Ginger Bakerの70歳のバースデイ・ライブが
2009年9月17日に行なわれた。

MID VALLEYから「海賊盤と旅する娘。」というタイトルで
サンプラー扱いで発売された。

GRAHAM BOND/CREAM/BLIND FAITH/AIR FORCEと
ジンジャーが渡り歩いたBANDが全て好きな私は迷わず購入。

元々はクラプトンも駆けつける予定だったらしいけど結局来れず、
スティーブ・ウィンウッドは最後の2曲のブラインド・フェイス・ソングに参加。
変わらず声を披露している。

でもやはり主役はなんといってもジンジャー・ベイカー!
1939年生まれということで、70歳のバースデイ・ライブだったわけですが、
「70歳」ですよ!?もうよぼよぼの人も多いはずなのに、
いたって元気に変わらずドラムを叩き続けている!すごい!

冒頭には孫娘の元気な紹介から始まり、
そして独特のイントネーションでしゃべるジンジャーが登場。
前からジンジャーはなまってるなーと思ってましたが、
年をとってさらにしゃべるスピードも遅くなり、大丈夫かなー?
と心配していたところで演奏スタート。

演奏はギターとベースとサックスとドラムがジンジャーベイカー。
(途中でギターが二本聞こえるので、サックスの人が持ち替えているか二人いるのかも)
一曲目からアフロ・リズミックなドラミングとファンキーなベースに
サックスが絡むジャズ・ロック・ナンバーが始まります。

二曲目は歌ありの60'S風のロック。三曲目は正統派ジャズ。
四曲目は6分に及ぶ長い曲でミドル・テンポの歌ありジャズ・ロック。
(トラフィックのForty Thousand Headmen風?ちょっと違うか・・・)

そして5曲目はアフロリズミックな70'S初頭な香りぷんぷんなジャズ。
MCを挟んでの6曲目はCREAMの「SWEET WINE」!!!
冒頭のハモる歌の部分がお世辞にも上手くなく苦笑してしまう。
このメンバー急造なのかもしれないけど、演奏もチグハグな面もありいただけないが、
歌の後のジャムの部分はジンジャーがすごい煽りを入れてきて盛り上がる!

その次の7曲目はGinger Baker's Air Force時代の「Aiko Biaye」!!!
この曲大好きなんです!アフロ・ジャズ・ロック!
イントロはジンジャーのけだるそうな歌声だけから始まる不気味なスタート(笑)
そこにさらにコーラスが加わって、楽器が加わって、本編スタート!
いやいや格好良い!サックスのソロに続いて待ってましたのドラム・ソロ!

ジンジャーの特徴でもあるシンバルを余り使わないタム回しが格好良い。
カウベルみたいなのでずっとリズムを取っていて聞いていて飽きない。
というか意識しないとこれが70歳の人のソロだとは気付かないほど!

そしてジンジャーの「スティーヴィー!」という呼び声によってスティーヴ・ウィンウッド登場!
挨拶もそこそこに誰もが知っている「HAPPY BIRTHDAY SONG」が演奏開始!
しかもアレンジが、なんていうんでしょうか?マーチ風というかカントリー風というか、
歌のメロディーをギターで奏でるイカしたアレンジ。演者は歌ってないんだけど、
お客さんたちがメチャクチャ歌ってる!楽しそう!

ジンジャーを讃えるMCをスティーブがして、
いよいよブラインド・フェイスの「Can't Find My Way Home」が!
LIVEではクラプトンのエレクトリック・ギターがフィーチャーされてましたが、
今回のライブではスティーブのアコギで演奏されてます!
スティーブ・ウィンウッドも全く変わらない歌声で、涙が出そうになります。

ラストは「Had to Cry Today」。
この曲ではエレキ・ギターバンバン弾いてます!ソロも切れ味抜群!
7分近くの熱い演奏!ドラムのおかずもバンバン入ってきます。元気ダナー!

これで約一時間の演奏終わり。
クラプトンの参加が予定されていたということで不参加が非常に悔やまれまずが、
それでもこれだけジンジャーが元気に叩いてる音を聞けただけで大満足。
オーディエンス録音ですが、各楽器の音もしっかりと聞くことが出来、全く問題なし。

CREAMの再結成LIVE以降、表舞台からは遠ざかった感が強いですが、
また何か大きなことを是非やってもらいたいですね!


この時の映像は残念ながらないようですが、
2008年にドラムの「ZILDJIAN」によって行なわれた
ジンジャー・ベイカーを讃える会の時の映像を。
この時でも69歳ですよ!すごい!


(この時の模様も音源ありますが、参加者も豪華で素晴らしいです!)

息子はスクスク育つ。

2010年03月06日 00時55分17秒 | その他
先日息子の6・7ヶ月検診が無事終了。

今月から7ヶ月目に突入。

こちらが思っているよりも育つスピードが本当に早い!



先日もBLOGに書きましたが、
IKEAのおまるで定期的にう〇ちしてます。
無事に早くオムツ卒業できればなーと。

離乳食もばくばく食べる!

元気すぎて、だいたいシャッターチャンス逃しちゃいます(笑)


これも全て妻の多大な努力のおかげです。
想像以上に大変だろうと思います。ありがとう。

在日ファンクとか。

2010年03月05日 14時04分07秒 | 邦楽
ファンクで盛り上げっているのは自分だけ?
と思っていたら周りでも最近ファンクは盛り上がっているんでしょうか?

例えばこの「在日ファンク」。
2010年一月にアルバムが出たばかり。
でも実際の活動は結構前からやってたみたい。
あのSAKEROCKのハマケンこと浜野謙太氏率いるファンクバンド。


「在日ファンク / キズ」



まったくサウンドや掛け声はジェームス・ブラウンなのに、
歌詞が日本語!しかもこれが何故か思わず口に出したくなるような絶妙な選択!

聞くたびに「キズ・キズ!」といっちゃいます。リフレイン!

そして残念ながら早くも解散してしまったらしいけど・・・
「ズットズレテルズ」名前聞いた時、何故か「やられた!」と思っちゃいました。





見た目完全にキワモノですが、実はめっちゃ格好良い!
そしてベースがあのダウンダウンの浜ちゃんの息子!
もっと続けて欲しかったなー。そして生で見てみたかった。

そういえば「FUNK」として聞いてなかったけど、
SUPER BUTTER DOGも超FUNKY!




今やハナレグミの方が有名ですが、
私がSUPER BUTTER DOGを聞き始めた時は
まだハナレグミはやってなかったなー。

もともとはスライのカバーバンドだったらしいから、そのFUNK度は高し。
永積氏も絶妙な日本語をFUNKにのせて今聞いても格好良い!
ハナレグミよりも好きです。


そしてやはり忘れてならないのが「オーサカモノレール」。
上のバンドはFUNKサウンドに日本語歌詞をのせて面白い感じですが、
こちらは本物で
すよ!ライブもめちゃめちゃ格好良い!

他にも勝手にしやがれやスクービードゥーもFUNKYだなと思ったり。
色んなところにファンキーがあるな、と発見したり。

こうやって思い返してみると、FUNKは脈々と現在まで息づいてると実感。
自分もファンキーなのやりたいなー!