サイケデリック・ペンタトニック!?

カリメロレコード(架空)の店主の何でもござれの日々の音楽コラム

アトミックルースターの秘蔵音源

2007年02月26日 20時46分54秒 | 邦楽
コロシアムの来日公演の興奮も覚めあらぬ毎日ですが、
コロシアム番外編?としてこのCDのご紹介を。

コロシアムに参加した後にボーカルのクリス・ファーローが参加したバンドが
このアトミックルースター。

元々エマーソン・レイク&パーマーのドラマーであるカール・パーマーが
在籍していたこともあるブリティッシュ・ロックの雄である。

そのアトミックルースターは、ヴィンセント・クレインというオルガニストの
バンドでこの時代には珍しくベースがいないバンド(オルガンで兼用)。
しかしベースがいないといってもとにかく曲調がおどろおどろしく、
そしてオルガンソロ、ギターソロもえぐくて、超ハード。
ブリティッシュ・ハード好きは絶対に聞くべきバンドの一つ。
(近年ようやく国内盤で紙ジャケ化されました!)

そのバンドにクリスが加入したときのライブ音源がこのCDで、
何と日本人の当時のレコード会社の人が資料用に録音していたものが流出したらしいです。
(最近この日本人の流出が多いらしいのですが、大丈夫なんでしょうか?・・・)

音質は何と驚くべき程の高音質で、オーディエンスの部類でも上々なもの。
そして内容も最高で3rdまでのアルバムから各2曲づつ演奏という曲目も最高ながら、
各人のソロの技量もすさまじくブリティッシュ好きとしては何とも嬉しい限り!
しかもあのクリス・ファーローの濁声とも違う味のある声を披露してます!

特典盤で1979年のマーキーでのクリス・ファーローのソロライブも付いてきました。
こちらもオススメです。

1. Introduction 2. Breakthrough 3. Stand By Me 4. People You Can't Trust
5. A Spoonful Of Bromide Helps The Pulse Rate Go Down 6. Devil's Answer 7. Gershatzer

HARROW FESTIVAL 1972
Live at Wealdstone Football Club, Harrow, Northwest London, UK
15th July 1972

Vincent Crane - Keyboards
Chris Farlowe - Vocal
Steve Bolton - Guitar
Rick Parnell - Drums


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