からくの一人遊び

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サフランの花火 / 広沢タダシ (2014.3.23 Osaka)

2017-10-25 | 音楽
サフランの花火 / 広沢タダシ (2014.3.23 Osaka)


私はよく女性的だといわれます。

別になよなよ(失礼!)としてるわけではないのですが、話し言葉とその雰囲気がそう思われるようです。

小さい頃はそうではなかったように思います。

県外の人には乱暴的と言われる方言を使ってたし・・・・。

変わったのは東京に行った4年間。

その後、地元に帰ってきて友人に開口一番、「おんなみてえ」と言われました。




カミさんと初めて会ったのは、私が30、彼女が28。

彼女はよくことあるごとに「私なんかバカだから」と口にしていました。

私はそのころ、バブルの影響もあって遊び人風でした。

そのせいか彼女は「なぜ私なんかと付き合っているの?」とも言っていました。

彼女は二十歳のころ、無理に関係を迫られ、それから男性に対してそれほど酷くはないのですが、恐怖感を持っていたようです。

「なぜ、俺と付き合っているの?」私のほうが逆に聞きたいくらいでした。


三年後、私たちは結婚しました。


その後、いろいろありましたが、二十数年の間に微妙に立場が逆転したようです。

先日、ふと私は「なぜ俺と結婚したの?」とカミさんに聞いてみました。

「あなた、女ともだちのようだったから・・・」

「ふ~ん」と動揺を隠しながら聞いてると、今度はカミさんから、

「あなたは?」と切り返されました。

私は少し考えるふりをして、こういいました。

「おまえ、バカだったから、俺しか貰い手がないと思ったのさ」

今度はカミさんが少し考えるようなふりをしながら、

「あら、女はバカのほうが丁度いいのよ、・・・・それに」

「それに?」

「今はあなたのほうがバカ」

「そのこころは?」

「カバが逆立ちしたような夢を追いかけているから」

はい、バカです。ハイハイ・・・。



コメント (2)
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