からくの一人遊び

音楽、小説、映画、何でも紹介、あと雑文です。

たとえばぼくが死んだら

2018-06-13 | 音楽
たとえばぼくが死んだら


亡くなったんだってね・・・。

中二のころだったかな。

なんて時代遅れの歌をうたう奴なんだと思った。

彼女の歌は、殆どが60年代の学生運動とのつながりを思わせて、まわりのみんなも同意していて、だからそう思っていた。

しかも私達の世代は「しらけ世代」のあとで、そういう面も持ちつつ新しいものが欲しい、そしてその後に「新人類」へと続く「狭間の世代」だったのだから、そう思うのは必然だった。

けれど・・・・、違うんだよな。

彼女の歌はたった一人の人間のために歌う「ラブソング」

今ではそう思っているよ。


アンジェラ・アキ 『手紙~拝啓 十五の君へ~』


この人のこの歌は何度聴いてもいい。

恐らくキャロル・キングとジェームス・テイラーとビリー・ジョエルが好きなんだと思う。

それにしても、確実に洋楽に影響されているメロディなのに、何故か日本人の根底を揺るがすような不思議な音。

やっぱり何度聴いても聴き足りない。

You've Got a Friend - Carole King & James Taylor


キャロル・キングとジェームス・テイラーね。

やっぱり、彼らのなかではこの曲が一番。


松山千春 『いちご白書をもう一度』


これあげたのは、松山千春が注目され始めた時代に、森田童子のような歌も流行っていて、その松山くんがユーミンの学生運動の終わりを思わせる名曲を歌うという、・・・・なんかね、気になったのだ。
コメント
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