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からくの一人遊び

音楽、小説、映画、何でも紹介、あと雑文です。

ふたりの部屋~さだまさし とともに 第一話 檸檬

2019-11-17 | 音楽
ふたりの部屋~さだまさし とともに 第一話 檸檬



Eric Clapton - White Room (Live Aid 1985)



黄色い涙  小椋佳



New York Dolls - Stranded in the jungle




「檸檬」は長いけれども、勘弁。

さだまさしは、以前にも書いたけどグレープのとき及びソロになってからの何年かが好きである。

やっぱり、声に素直な伸びがあった頃。

プロの歌い方になってからはちょっと・・・。


「檸檬」の歌詞は素晴らしい。

平面ではなく、立体的というか色もある。

投げられた檸檬と聖橋と快速電車と川面と、それぞれとの対比が素晴らしい。

映画的場面が目の前に広がる。しかも画面はセピア色で檸檬の黄色だけが映える。


いいなぁ、と思う。



「黄色い涙」は若い人でも知っているかな。

嵐のメンバーで映画にもなったし。

市川準さんが監督だったっけ?(違うかも)後で調べました。犬童一心監督でした。

これは70年代初めにNHKが漫画家の永島慎二さんの原作をテレビ化したもの。

永島慎二さんは、貸本出身で、虫プロ経由の当時としてもかなり異色の漫画家だった。

「花いちもんめ」という漫画を世に出して賞を取り、メジャーに躍り出たけれど、その後隠遁生活。

70年代後半にまた描くようになった。心に響く少年漫画を描いていたけれど、面白いというには程遠かった。


この曲で初めて小椋佳という歌手を知った。

その頃は声だけの覆面歌手だったから、声から推測してきっと森本レオさんみたいな人だろうと想像していたけれど、布施明さん歌唱の「シクラメンのかほり」がヒットしたことにより担ぎ出されて、姿を見て・・・。(;'∀')

でも東大出のエリートだと聞いて「ほう、東大出というのはああいう難しい表現を使うのか」と歌詞について妙に感心したのを憶えている。


今は癌を患いながらも、全国の寺や神社やそういうところでライブツアー中。

頑張ってるよな。

見習いたいと思う今日この頃である。


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