スピッツ / 大好物

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夜の瞳 -original-



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「国に帰れ」殺到した中傷 　柳美里さんの思う「投票」の本質

これは、なかなか一人の日本人としては心が痛む記事。

日本を故郷と思っていても、国籍を変えなければ選挙権はない。

国籍に関しても自分のアイデンティティの問題として深く関わってくる。

結果、自分の役割は何かと考えたときに「橋の上から両国と関わっていく人」となる。

これはつまり彼らに犠牲になってもらっているに等しい。彼らはその国籍の国に帰れば日本人と言われ、日本にいれば○○人といわれる。とすれば彼らは好むと好まざるにかかわらず国と国の狭間で生きるしかない。ただ、自分が何者だ、と考えたときに、ただそこに居るだけでは意味がないのである。だから「橋の上から両国と関わっていく人」、・・・である。

文中でも書いてあるが、それはとても危険なことである。なにしろ橋は争いになった時どちらの国からも攻撃の対象となってしまうからだ。命がけである。彼らは命がけで「犠牲になる可能性の一番高い場所」にいてくれているのである。

だから私たちは当たり前に与えられた「権利」についてよく考える必要があると思う。彼らだけではなく、当たり前に与えられる「権利」を持っていない人のために。