広島一敷居の低いインテリアコーディネーターのここ20年間の記録。

うっかり木工所に嫁いでから走り抜けた20年の記録。気づいたら、医療系から転身してインテリアのプロになってましたとさ。

じいちゃんは移動コンビニの運転手!

2011-05-12 21:58:07 | 子育て
ツユマメ実家の父は
以前、バスの運転手だったのでバスじいちゃんと孫たちは呼びます。


バスの運転手をリタイヤして二年。
あれからどうしているかというと、

バスじいちゃんから、移動コンビニじいちゃんに転身しているのです。


鳥取県江府町。
大山のふもとの山あいの農村。

そこを走る3トントラック ひまわり号。

被災地などで最近ちょっと話題になった移動コンビニですが
数年前に全国初の移動コンビニとしてデビューしたのがこの、ひまわり号だそうです。


普段は軽トラしか走らないような細い田舎道を、
雨の日も、風邪の日も、そして、大雪の日だってチェーンをかけて・・・・

長年大型バスに乗ってお客さまを乗せて走り慣れた山道です。
雪でもヤリでもなんでも来いの、バスじいちゃん、、、
じゃなかった移動コンビニじいちゃんです。


そして、小さな集落に入ると、大音量の氷川きよしの音楽と
ごあいさつの放送を流しながら、所定の位置に到着。

さ、店開き、店開き♪



次の瞬間


ウィーーンと音がして、トラックの幅が広くせり出して来て
荷台の後ろが自動で開き、そして、中からこれまた自動で
ステップがするすると伸びて降ります。




段ボールに入った商品を車の周りにも陳列して店開きしていると
氷川きよしの合図を聞いて
農作業の手を停めた地元のおばあちゃんたちが、わらわらと集まってきます。



中はこんな感じ。
トイレットペーパーなどの日常品から、おかし、お肉に魚などのスーパー商品と並んで
おむすびや、小パックの惣菜など、ローソンのオリジナル商品!

 


中には、足が悪くって、ようやっとここまで来られたような高齢のおばあちゃんも。

そしたら
コンビニじいちゃんは、もちろん、お買い上げいただいた袋をさげて
おばあちゃんちの玄関先まで配達です。


所定の位置につくたびに 段ボール箱に入った商品を、
車からおろしたり、並べたり、一日に幾度となく繰り返される作業。


 ・・・お客様が歩いて乗って歩いて降りてくれたバスは楽だったわ~。こりゃなかなか、大変だで。


と言いながらも、

「ボランティア精神でぜひ、お願いします」と、
地元でスーパーとコンビニを経営する社長さんに頼まれたこのバイト。

週に数回、いきいきとこなしているようです。



超適役のお仕事があってよかったね。 
バスじいちゃん。じゃなかった、コンビニじいちゃん♪


今日も、きよしの曲を山々にこだまさせて
コンビニじいちゃんはゆく~  

 


  うちの弟いわく、こんだけ毎日この歌ばっかり聞いてたら、将来ボケた時にも
  この音楽流すと 「いらっしゃいませ!」て仕事モードになるんじゃない? と・・・(笑)


 ついでにぜひ、読んでみてください
  >>バスじいちゃん最後の日のブログ記事 「赤字路線廃止とバスじいちゃん」








PS

第2回自営妻オフ会、そろそろ開催します。
詳細、参加者募集は、近々このブログにて!!
コメント (11)
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