広島一敷居の低いインテリアコーディネーターのここ20年間の記録。

うっかり木工所に嫁いでから走り抜けた20年の記録。気づいたら、医療系から転身してインテリアのプロになってましたとさ。

作業療法士としての私のライフワーク 

2011-11-10 21:52:39 | 4世代交流・ボランティア
今日は午前中は、
家具屋の女房&インテリアコーディネーターとして
中四国家具合同展という業界の展示会に行ってきました。

そして、
急いでその展示会から帰ったら
今度は、私のもう一つの顔、地域にかかわる作業療法士として
「いきいきサロン」@地域の高齢者の方のふれあいの場に参加してきました。


私、この「いきいきサロン」でボランティアとして、
ちょっとした頭や身体を使ったゲームとか、
健康や認知症、体力づくりなどについてのミニ講義や、
体操などの企画・実施をさせてもらってます。

結婚して、ここの地域に引っ越してきて以来
かれこれ8年ぐらい続けている活動です。

今日は、いつも来ていただく保健師さんや地域包括センターの方に加えて
特別ゲストで
地域福祉のスペシャリストの酒井保氏の講演がありました。

これが
すごくいい話!

タイトルは、
「地域で豊かに暮らしていくために」認知症サポーター養成講座
なんていう、眠たくなりそうなタイトルだったんですが
内容が予想外にとってもよかったです。
(予想外にとは、酒井さんすみません~笑)

地域の支えあいの話です。


さすがに8年間も、まさにここに住まわれている高齢者の方々と
ともに過ごしていると、
今まで、病院勤めの頃、病棟という閉鎖的空間の中で
入院という非日常を過ごされる患者さまだけを見ていた頃には
とうてい見えなかったものがたくさんたくさん見えるようになりました。


これからの高齢社会を支えて行くには
こういう草の根的な地域での活動、まさに「支えあい」が機能していくことが
とっても大切だと思って8年間続けてきました。

そのあたりを
スッキリまとめて話してくださって
まさに。うんうん。とうなづきながら聞かせていただきました。

ただ
勘違いしてはいけないのが、

支え



支えあい

の違い。


ボランティアをしている人の大半が
ボランティアをするのは好きだけど、されるのは嫌い。
みじめな気持ちがするから・・・と答えるのだそう。

それではダメなんですよね~。


支える側だけが、「してあげてる」うちは
うまく回らないんです。
逆に「してもらう」こともなくっちゃ。

私は、赤ちゃんの頃から子どもたちを連れて一緒に参加してるので
ウチの子たち、団地のおばあちゃんたちにすごくかわいがってもらってます。
最初、ゼロ歳児だった息子も、いつの間にか大きくなって、
小学校に通うようになりましたが
登下校の時、この「いきいきサロン」で一緒になっていたおばあちゃんや
おじいちゃんたちに沢山の目で見守っていただいているのが
ひしひしと伝わっています。

みんなが、しょっちゅう声かけてくださっているようです。

そうやって
異世代がお互いに、できることをしながら支えあって
気軽にご近所に「助けて」を言えるような関係作りができていけば
もっと、豊かに暮らせるんだろうなぁと。


あらためて思わせてもらえる
いい講義を聞くことができました。


そして酒井氏の1時間の講義の後は
最後にツユマメのオリジナル振付けのタオル体操@見上げてごらん夜の星を
で軽く体を動かして、本日の〆とさせていただきました^^



ここだけの話、
やっぱり、私、おじいちゃんおばあちゃんに携わる仕事したいなぁ~
イチ住民として地域を見て視野を広げた今、
病院とかデイケアに舞い戻ったらきっといい仕事するのになぁ・・・



といっても、
家具屋の女房、やめるわけにもいかないので、
これからも、ライフワークとしてこの活動は続けさせてもらうとしましょう。


ちょうど、
我が家の子育ても振り出しにもどることだし。
また、赤ちゃん連れで、参加させてもらって、地域のおばあちゃんたちに
子守してもらおう~っと(笑)


 そうそう。

 おばあちゃんたち、くちぐちに
 「顔つきがかわったから、今度は男の子だと思うよ!」 ですって。


 正解!

 亀の甲より年の功とは、よく言ったものです。

 さすがでございます~!!







  


うちのデスクは年内のご予約が一番お得です。
多数展示してますのでまずはふらっとお気軽に下見にどうぞ♪
そろそろ年内の木工教室の予約がいっぱいです。寒くなる前にお早めに・・・
 






コメント (5)
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