燕雀は鴻鵠の志を知れないのか?

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新北九州空港

2006年01月16日 21時47分11秒 | 当てにならない情報
 北九州空港が今年の3月16日に新しくなるのは周知のことと思うが、たまたま今日の日経新聞に出ていたので軽く触れておこう。

 現北九州空港は一日5往復の羽田便が飛ぶだけのローカル空港だ。利用者は年間30万人前後、滑走路は1600mが一本だけだ。
これに対して新空港は一日21往復が就航し、羽田のほか名古屋、那覇などにも路線が広がる。新規参入の地元航空会社「スターフライヤー」がメインだ。滑走路も2500mになり、初年度は100万人の利用者を目標にしている。
近く中国やロシアにも路線が延びる予定だ。また、佐川急便が専用貨物機を飛ばす計画もある。24時間営業に対応しているので今後の発展が期待できそうだ。なお、開業当初は21時間営業。
アクセスに関しては、東九州自動車道の北九州JCT~苅田北九州空港IC間8,2kmが2月26日に開業するほか、空港連絡道路、空港島内周回道路が3月5日に開通する。将来的にはJRが乗り入れることも検討されているが、具体案などはまだ決まっていない様子。
空港島内には東横インの進出を始め、地元企業が中心に多くのテナントが入りそうだ。中には足湯や焼酎立ち飲みのできる店もあるとか。

 神戸空港に新北九州空港。今年は空港がアツい!といったところだろうか。どちらの空港も地元経済の活性化にかなりの期待を集めている。北九州は最近トヨタ自動車九州がエンジン工場の操業を始めたこともあって自動車産業の集積を目指す。神戸空港は、ほかの関西2空港と連携してマルチエアポートを展開、通常料金の統一や3空港間の振り替えを可能にするなど出張客を中心に利用者の増大を図る。
新空港開港によってまた新たな時代が始まるかもしれない。
なお、新北九州空港については新北九州空港建設促進期成会のページをご覧いただきたい。

~本日の名言~
速度を上げるばかりが人生ではない。(マハトマ・ガンジー)